アイワホームの断熱材

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アイワホームでは、主に4つの断熱材の施工実績があります。1つ目は「高性能グラスウールアクリア」(標準仕様)、2つ目は水発泡のノンフロン低密度硬質ウレタンフォーム「フォームライトSL」、3つ目は発泡型ノンフロン硬質ウレタンフォーム「ダルトフォーム」、4つ目は、健康的なエコ建材で高い防音性もある「セルローズファイバー」です。それぞれの断熱材の特徴をお伝えします。

高性能グラスウールアクリアとは・・・

2007年4月に日本で初めて発売された『ノン・ホルムアルデヒド』のグラスウール断熱材です。ホルムアルデヒドは、シックハウス症候群との関連だけでなく、発がん性も指摘されている有害物質です。アクリアは、このホルムアルデヒドを一切含まない原材料を使用して製造している健康に配慮したグラスウール断熱材です。

◎最先端技術で、高い断熱性能を実現

アクリアは、高い断熱性能を誇る高性能グラスウール。最新の細繊維化技術によって、一般的なグラスウールと比べて、細かいガラス繊維を高い密度で絡み合わせたものです。繊維同士が作る細やかな空間にたくさんの空気を含ませることで、高い断熱性能を実現しました。

◎不燃材だから、万が一の火災時も安心

可燃性の断熱材も多くありますが、ガラスを原材料としたアクリアは、燃えにくく高温に強いという特徴を持っています。例え火災が起こったときでも、延焼や類焼の被害を最小限に抑えることができます。また、煙や有毒ガスがほとんど発生しないので二次災害を防ぐ効果が期待できます。

◎性能やコストを比べて選ぶ断熱材

鉱物系の中でもグラスウールは、他の断熱材に比べてコストパフォーマンスに優れています。ガラス繊維が何重にも重なり合うことで断熱性能に優れ、冷暖房効果も高くなるため、冷暖房機器にかかるコストを抑えることができます。また、ガラス繊維という素材の特性から防火性に優れ、安全性が高いです。さらにシロアリなどの害虫被害にも強くメンテナンス費用も抑えられます。

フォームライトSL(マシュマロ断熱の家)とは・・・

フォームライトSLは、家を建てる際その現場で吹き付け施工する、水発泡のノンフロン低密度硬質ウレタンフォームです。対象物に吹き付けられると、瞬時に反応し数秒で約100倍に発泡。構造体に接着してピッタリと塞ぎます。脱落や垂れ下がりがなく断熱材に伸縮性があるため、躯体の変化に追随し気密性が保持されます。

◎劣化が少ない断熱材

マシュマロ断熱は、その泡の中身がほとんど空気であり、空気の層で断熱します。また、現場発泡で構造躯体にぴったりと接着しますので、構造体が温度変化や劣化による伸縮を起こしても、接着部分は柔軟に対応。長期にわたり剥がれてしまったり隙間が発生することがありません。ずっと空気と泡の構造を維持することができるので、断熱材として性能の劣化が少ないのです。

◎冬は暖かくて、夏は涼しい家

フォームライトSLは高気密・高断熱。だから室内の温度差が少なくて気持ちの良い家がつくれます。また、トイレや浴室などの温度差が小さくなることで、冬場のヒートショック(急激な温度変化による血管収縮)にも配慮。赤ちゃんからお年寄りまで快適に暮らしていただけます。

◎静粛性にも効果あり!

マシュマロ断熱の家の優れた気密性は、今まで隙間から入り込んでいた外部の騒音や、気になる内部の生活音の漏れをシャットアウト。フォームが構造体に接着することで、共振や反響も和らげます。さらに、その連続気泡構造は音をフォームに分散し、静かな生活環境を維持します。

ダルトフォームとは・・・

ダルトフォームは、ハンツマンが素材から研究開発した、家を建てる現場で直接吹付けることのできる発泡型ウレタンフォ ームの断熱材です。原料となるイソシアネートとポリオールを携拌混合させると、化学反応により空気を含みながら発泡し膨らみます。99%が空気で出来ているから安全で、人にも環境にも優しい素材です。

エアコンの効きを向上させるから、冷暖房費も節約できる

ダルトフォームは、高気密・高断熱な断熱材。高気密によりエアコンの効きが速くなり、高断熱により室内温度を一定に保つことができます。またエアコンのスイッチをオフにした後の温度変化も最小限にする事が可能。それにより冷暖房費の節約にもなり、一晩中快適に過せます。だからお財布にも優しく、夏は涼しく、冬は暖かいを実感出来ます。また国が全ての新築住宅へ義務付ける次世代の省エネ基準であるZEHや認定低炭素住宅にも適合する断熱性能を備えています。

断熱効果がずーっと続く、99%の空気が生み出す耐久性

ダルトフォームは、9 9% が空気で出来た断熱材。動かない空気を含んだウレタンフォームにより建物全体を包み込むことにより従来の断熱材よりも優れた断熱層を形成します。空気の泡で断熱を行うため、断熱材としての劣化が少なく、断熱性能がいつまでも続きます。また形状に合わせて密着しているので、経年劣化や温度変化による木材の伸縮から生じるズレや隙間も出来ません。だからいつまでも断熱効果がずーっと続きます。

コストパフォーマンスの良さと高気密・高断熱を両立

ダルトフォームの施工は、30坪〜40坪 (延床坪)程度の家なら最短で1日〜2日と、短時間で施工が完了します。パネル工法や外断熱工法は、断熱効果が高いと言われていますが、その分施工コストも高くなりがちです。ダルトフォームならパネル工法・外断熱工法と同じ断熱効果で 、施工コストは約 1/ 5 の低コストを実現しています。

セルローズファイバーとは・・・

セルローズファイバーの主原料は天然の木質繊維。実はこのセルローズファイバーは、新聞店などで売れ残った新聞をリサイクルしたもの。40坪の家1棟で約1.2トン使うので、新聞に換算すると、なんと約15〜18年分の新聞をリサイクルしたことになります。限りある資源を有効活用し、環境への負荷を極力おさえるサスティナブル(持続可能)な社会にマッチした断熱材です。その様々な太さのセルローズ繊維が絡み合うことで、無数の空気層を作り出します。また繊維1本1本の中にも空気層があり、この二重構造が高い断熱性を引き出し、さらに高い吸音性能にもつながるのです。吹き込みによる施工のため、隙間や偏りなく、隅々まで充填することができ、断熱・吸音の性能をいかんなく発揮します。

◎ホウ酸を添加しているため極めて高い防火性能がある

セルローズファイバーはホウ酸が入っているため、難燃性があります。ホウ酸は物に吸着すると一瞬にして相手から水分を奪う性質があり(正しくはマイナスイオン)乾いた相手は(この場合新聞紙)すぐ燃えます。表面だけ燃えると今度はホウ酸がまた水を相手に戻す性質があるため、それ以上燃え広がらないのです。そして天然素材のため有毒なガスの発生もありません。

◎アメリカでは空港周辺の住宅で防音材として使用されるほど防音効果がある

木は無数の空気砲をもつ木質繊維からなっていて、断熱性能はガラスの7倍といわれています。セルローズファイバーは、その木質繊維でつくった、いわば棉のようなもの。ふかふかな繊維が音を吸音します。セルローズファイバーで作った実験箱の中に100デシベルの防犯ブザーを入れてみました。フタをすると、54デシベルまで吸音してくれました。スキマがないと、音もシャットダウン。

◎天井断熱のスキマが5%で、効果は50%もダウン。

マットを敷きつめる断熱工法では、どうしてもマット間にスキマができてしまいます。セルローズファイバーは、バラ綿状の断熱材を専用マシンで高密度に吹き込む工法。継ぎ目がないからスキマができず、断熱材が建材に密着。だから熱が逃げず、すぐれた断熱効果を発揮します。

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