A.テックワン金物
木造軸組の「継ぎ手」「仕口」部分(アリ・カマ・ホゾ等)をアゴ掛け金具・ホゾパイプなどの金具に置き換え、ボルトとドリフトピンで緊結することで、木材の欠損部が少なくなり高い精度と安全性を実現。木の粘り強さと、金物のしっかりとした接合力を組み合わせることで、安心できる家づくりを可能にしています。
B.構造用集成材
集成材とは、簡単にいうと「複数の木材を集めてつくられている木材」を指します。木材や板を乾燥させ、割れやフシ(節)などを取り除き、接着剤を用いて貼り合わせたものです。強度が同じで材料によっての差が出づらい傾向にあるため、同じ工程で進めやすく、加工がしやすい利点があります。またよく乾燥させているため、反りやひび割れが起きるといったことが少ないこともメリットです。
C.プレカット材
柱や梁などの家の構造を支える木材の大部分は、あらかじめ工場でミリ単位の精度で加工します。現場での職人による手作業と違いプレカットされた材料を使用するので、精度のバラつきやミスがなく現場での施工の精度を高めます。そのためテックワン金物の取り付けも容易で、ドリフトピンを貫通させるだけで高い強度が発揮されるのです。現在の日本の建築ではプレカット材を使った施工が大部分を占めています。
D.軸組壁構造
軸組✖️面構造
「柱」と「壁」両方で、家を支るから強い
間取りの自由度はあるが横からの力に弱い木造在来工法等と、横からの大きな力には耐えられるが間取りの自由度が低い2×4工法等の、良いところを取り入れたバランスの優れた工法です。