広いリビングの目安は何畳?後悔を防ぐ間取りのコツとおしゃれな施工事例
ご家族が集まってゆったり過ごせる広いリビングは、注文住宅で検討されることの多い間取りの一つです。
一方で、「20畳では広すぎる?」「広くして後悔しない?」と、必要な広さに迷う方も少なくありません。
広いリビングで快適に暮らすには、畳数だけでなく、家具の配置や収納、動線、住宅性能まで考えて間取りを決めることが大切です。
この記事では、群馬・栃木・埼玉の注文住宅を手がける私たち『アイワホーム』が、広いリビングの目安やメリット・デメリット、後悔を防ぐ間取りのポイント、快適性を支える断熱・気密性能について解説します。
このコラムで分かること
- 「広いリビングは何畳が正解か」という画一的な答えを求めるのではなく、家族構成や過ごし方によって必要な広さが変わる考え方が分かります。
- 広いリビングにありがちな「冷暖房の効きにムラが出やすい」という後悔は、間取りの工夫だけでなく、断熱材や工法といった住宅性能の選び方でも防げることが分かります。
- ダウンフロアや中庭、スキップフロアなど、空間の広がり方が異なる複数の実例から、自分の暮らしに合ったリビングのつくり方が分かります。

群馬県・栃木県・埼玉県で注文住宅をご検討の方は、アイワホームへお問い合わせください。
ご家族の要望をうかがいながら、家づくり全体をサポートいたします。
Contents
広いリビングは何畳から|メリット・デメリットと広さの目安

ここでは、広いリビングの目安となる畳数と、確保することで生まれるメリット・デメリットについて解説します。
具体的な広さの目安も確認していきましょう。
広いリビングは何畳から|20畳は広すぎるのか
一般的には、キッチンやダイニングを含めたLDK全体で20畳前後になると「広い」と言われることが多く、この記事でもLDK全体の広さを目安として扱います。
ご家族の人数や家具の配置、そして日々の過ごし方によって、同じ20畳でもゆとりを感じる場合もあれば、持て余してしまう場合もあります。
また、リビング単体の畳数なのか、キッチンやダイニングを含めたLDK全体の畳数なのかによっても、体感する広さは変わるものです。
広いリビングが向いているのは、来客が多いご家庭や、ご家族で過ごす時間を大切にしたい方です。
一方で、在宅時間が短く来客も少ない場合は、広さを持て余してしまうこともあるため、暮らし方に合わせて検討することが重要といえます。
20畳程度のLDKを実際にどのように使えるのか知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
〈関連ページ〉LDK20畳の実例紹介|広さの目安・レイアウト・後悔しない間取りのコツ
広いリビングのメリット・デメリット
広いリビングには、メリットとデメリットの両方があります。
以下の表で、それぞれの特徴を確認してみましょう。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・ご家族が自然と集まりやすい ・来客時にもゆとりを持って対応できる ・大きな家具を置いても圧迫感が出にくい ・ライフスタイルの変化にも対応しやすい | ・冷暖房の効きにムラが出やすい ・掃除の範囲が広がり手間が増える ・家具の配置やレイアウトに迷いやすい ・建築コストが上がりやすい |
広さを検討する際は、良い面だけでなく、注意したい点もあわせて把握しておくと安心です。
広いリビングで後悔しない間取り・おしゃれなレイアウトのポイント

広いリビングのデメリットは、間取りや家具の工夫次第でやわらげることができます。
ここでは、広さを持て余さずに使うための、後悔しにくいレイアウトのポイントを紹介します。
家具を置いた後の動線まで考えて広さを決める
広さを決める際、家具を置く前の床面積だけで判断すると、実際に暮らし始めてから通路が狭く感じることがあります。
ソファやテーブルを置いた状態でも人がスムーズに行き来できる動線を確保しておくと、広さを持て余しにくくなります。
収納を確保して「広いのに散らかる」を防ぐ
リビングが広くなるほど、物を置くスペースも増え、気づかないうちに散らかりやすくなります。
見せる収納と隠す収納を使い分けておくと、広い空間でもすっきりとした印象を保てます。
吹き抜けや大きな窓で開放感を高める
天井の高さや窓の大きさは、実際の床面積以上に空間の広がりを感じさせる要素です。
吹き抜けや大きな窓を取り入れると、床面積を抑えながらも開放的なリビングに近づけます。
ソファ・照明・カラーで空間をまとめる
家具や照明、壁の色に統一感を持たせると、広い空間でもちぐはぐな印象になりにくくなります。
部屋の大きさに合ったソファを選び、照明で陰影をつけると、落ち着きのあるおしゃれな雰囲気に仕上がります。
広いリビングの家で快適に暮らすには|断熱・気密性能が重要

先ほど触れたとおり、広いリビングでは冷暖房の効きにムラが出やすくなります。
ここでは、広いリビングの家で快適さを保つために欠かせない住宅性能について、アイワホームが対応している選択肢とあわせて紹介します。
広い空間ほど住宅性能が重要になる理由
リビングが広くなるほど室内の空気の量も増えるため、冷暖房の効果を隅々まで届けるには、断熱性能や気密性能がより重要になります。
断熱性能が十分でないと、広いリビングは夏に暑く、冬に寒い空間になりやすいので注意が必要です。
間取りの広さだけでなく、家全体の性能まで含めて検討すると、広さと快適さを両立しやすくなります。
アイワホームで選べる4つの断熱材
アイワホームでは、断熱材ごとに性能の優劣を競うのではなく、建物の条件やご家族の要望に応じて使い分けています。
それぞれの特徴を表にまとめました。
| 断熱材 | 特徴 |
|---|---|
| 高性能グラスウール「アクリア」(標準仕様) | ホルムアルデヒドを含まず、不燃性にも優れている |
| フォームライトSL | 現場で吹き付けて発泡させる工法で、気密性が長く保たれやすい |
| ダルトフォーム | 99%が空気でできた発泡ウレタンで、ZEHなど省エネ性能を重視した住宅づくりに活用されている |
| セルローズファイバー | 古紙をリサイクルした天然素材で、断熱性に加えて吸音性にも優れている |
標準仕様のアクリアに加え、暮らし方や建物の条件に応じて、別の断熱材を選ぶことも可能です。
断熱材とは別の選択肢「WB工法」
WB工法とは、壁の中に二重の通気層を設けた工法です。
壁の内部に組み込まれた部材が気温に応じて伸縮し、通気口の開き具合を調整する仕組みになっています。

夏は通気口が開いて壁内の熱を外へ逃がし、涼しさを保ちます。
冬は通気口が閉じて外気を遮断し、暖かさを保つのが特徴です。
機械換気に頼りすぎず、自然な空気の流れを重視したい方に向いている一方で、冬場の気密性については、一般的な高気密・高断熱住宅と比べるとやや劣る面もあります。
気密性を高めて熱を逃がさない方向と、通気を活かして季節ごとに調整する方向、どちらを選ぶかは暮らし方の好みによって変わるポイントです。
アイワホームでは、高気密・高断熱住宅とWB工法のどちらにも対応しているため、ご家族の暮らし方に合わせて選べます。
WB工法の仕組みや詳細については、こちらのページをご確認ください。
実際の暮らしで感じるWB工法のメリット・デメリットは、こちらの記事で詳しく解説しています。
〈関連ページ〉WB工法の家に住んでみて実感した後悔と満足|WB工法のメリット・デメリット、快適な暮らし方を解説

断熱材や工法選びに迷ったときは、アイワホームへお問い合わせください。
ご家族の希望や暮らし方に合わせて、無理のない選択肢をご提案いたします。
子育て世帯におすすめしたい広いリビングのつくり方

子育て中のご家庭にとって、広いリビングは日々の暮らしに大きなゆとりを与えてくれます。
ここでは、ご家族の気配を感じながらのびのびと過ごせる、広さを活かした空間づくりのアイデアを紹介します。
対面キッチンとリビングをつなげてご家族を見守りやすくする
キッチンとリビングを一体化させると、家事をしながらでもお子さまの様子を自然に確認できます。
対面式のキッチンなら視線が遮られにくいため、家事をしている間も、ご家族みんなが安心して過ごせます。
小上がりやヌックなど「ご家族の居場所」をつくる
広いリビングには、一つの大きな空間として使うだけでなく、小上がりやヌックのような小さな居場所を組み合わせる方法もあります。
同じ空間にいながらも、ご家族それぞれが好きな過ごし方をしやすくなるため、広さを無駄にせず活用できます。
アイワホームの施工事例|おしゃれな広いリビング

ここからは、アイワホームが実際に手がけた、広いリビングの施工事例を紹介します。
広さのつくり方はそれぞれ異なるので、実際の間取りを見ながら、ご自身の暮らしに置き換えて参考にしてみてください。
事例1|ダウンフロア+吹き抜けで縦方向に広がるリビング
群馬県太田市の住まいは、リビングの床を一段低くした「ダウンフロア」を採用し、上部には大きな吹き抜けを設けています。
特徴的なのは、ソファを置かず、クッションなどを使って床でくつろぐスタイルを取り入れていることです。
広いリビングだからといって大型家具をいくつも置くのではなく、暮らし方に合わせて家具の数を絞ることで、床を広く使えます。

〈関連ページ〉大きな吹抜けと2ボール洗面台のある家(群馬県太田市)
また、ダウンフロアには、リビングの範囲をゆるやかに区切り、開放感を保ちながらも落ち着いて過ごせる場所をつくる効果があります。
ただし、段差でつまずきやすいなどの注意点もあるため、小さなお子さまの安全面は確認しておくと安心です。
詳しいメリット・デメリットは、こちらの記事も参考にしてください。
〈関連ページ〉ダウンフロアリビングのメリット・デメリット|費用相場や後悔を防ぐポイント、間取り実例、インテリアのコツも紹介
事例2|中庭とつながる、開放感のある平屋
埼玉県深谷市の平屋は、リビングの先にタイルデッキを敷いた中庭を配置し、室内から屋外へと視線が抜ける心地よい間取りです。
リビング・和室・洗面室の三方向からこの中庭に出入りできる「コの字型」の設計になっており、実際の面積以上の広がりを感じさせます。

〈関連ページ〉タイルデッキを囲うコの字の間取りの平屋(埼玉県深谷市)
また、勾配天井と高窓をあわせて取り入れることで、部屋の奥まで自然光が届く開放的な空間に仕上がりました。
窓の向こうにどのような景色を取り込むかという視点も、広いリビングをつくるうえで大切なポイントです。
事例3|高い天井と低い天井で居場所を分ける住まい
群馬県桐生市のH様邸は、高い天井のリビングと、階段でつながるスキップフロア、その下にある低い天井の和室を組み合わせた間取りです。
空間ごとに天井の高さを変えている点が特徴です。
リビングから続く階段の先にあるスキップフロアは、お子さまがおもちゃを広げて遊べる場所になっており、リビングからもその様子を感じられます。
一方、スキップフロアの下には天井を低くした和室を配置し、茶室のような落ち着いた雰囲気を演出しています。

〈関連ページ〉高い天井のリビングと低い天井の和室がある家(群馬県桐生市)
一つの大きな空間にすべてをまとめるのではなく、天井の高さを変えながら過ごし方を分けている点が、この住まいの工夫です。
アイワホームには、今回紹介しきれなかった事例がまだたくさんあります。ぜひごらんください。
広いリビングに関するよくある質問

ここでは、広いリビングの間取りを検討する際によくある疑問についてお答えします。
LDKのつなげ方や平屋での取り入れ方など、間取りを考える際の参考にしてください。
Q. リビングは独立させず、LDKを一体にしたほうがいいですか?
一体にするかどうかは、ご家族の過ごし方によって変わります。
来客が多い方や、ご家族の気配を感じながら過ごしたい方には、LDKを一体化する間取りがおすすめです。
一方で、来客時にキッチンを見られたくない場合は、部分的に仕切る方法もあります。
Q. 広いリビングは平屋でもつくれますか?
平屋でも、勾配天井や中庭を取り入れることで、広さと開放感を両立させることができます。
2階を挟まない分、ご家族の気配を感じながら過ごせる、広いリビングをつくりやすくなります。
実際の間取りは、埼玉県深谷市の平屋の事例もあわせてごらんください。
まとめ|広さと快適さを両立するリビングは、間取りと住宅性能の両方から
広いリビングには、ご家族が自然と集まりやすいという魅力がある一方で、冷暖房の効きや掃除の手間といった注意点もあります。
何畳が適切かは家族構成だけでなく、暮らし方や家具の配置によっても変わるため、広さと同時に住宅性能まで含めて検討することが大切です。
間取りの工夫や断熱・気密性能を組み合わせれば、広さと快適さは無理なく両立できます。

広いリビングのある家づくりを検討されている方は、群馬県・栃木県・埼玉県で注文住宅を手がけるアイワホームへお問い合わせください。
断熱性能や間取りの工夫を踏まえながら、ご家族に合った快適なリビングをご提案いたします。
※「栃木県:西部一部」「埼玉県:北部一部」となります。