群馬県の移住支援金はいくらもらえる?条件・対象市町村と新築で使える補助金を家づくりのプロが解説

群馬県の移住支援金はいくらもらえる?条件・対象市町村と新築で使える補助金を家づくりのプロが解説

群馬県では、東京23区内にお住まいの方や、東京圏から23区内に通勤している方を対象に、移住支援金制度を実施しています。

自治体によって異なりますが、単身世帯なら60万円、2人以上+18歳未満のお子さまがいる世帯なら最大200万円以上の支援金を受給できる可能性があり、群馬へ移住してマイホームを建てたい方へおすすめの制度となります。

このコラムでは、群馬県で注文住宅を手がける工務店『アイワホーム』が、群馬県移住支援金制度の概要と支給額・支給条件について詳しく解説します。

また、群馬への移住+新築を考えている方向けに、移住支援金とともに活用できる「住宅新築への補助金や減税制度、「フラット35の金利優遇」などもご紹介します。

 

【ご注意】令和8年度の制度について

この記事は2026年3月時点の情報を掲載しています。各自治体の令和8年度(2026年度)の移住支援金や国・市町村の各種助成・減税制度については、実施の有無や制度の内容、金額等が変わる可能性があります。移住支援金や市区町村の助成金が令和8年度も実施される場合は、令和8年4月以降に各自治体のウェブサイトにて公表される予定ですので、必ず最新情報をご確認ください。

 

今、移住先として「群馬」が人気の理由

今、移住先として「群馬」が人気の理由

今、地方移住を考える人の間で、「群馬県」が大きな支持を集めています。

公益社団法人ふるさと回帰・移住交流推進機構が実施した、地方移住に関するアンケートでは、「2025年に窓口相談者が選んだ移住希望地」として、群馬県が2024年に続いて2年連続で1位に輝きました。

群馬県は、全国的に見ても移住支援に積極的な自治体です。

全市町村が移住支援金を利用可能で、移住セミナーや相談会も多数開催されており、お試し移住体験施設も県内各地に充実しています。

群馬県が移住先として人気の理由として、生活全般におけるコストパフォーマンスの良さや、内陸県であることから地震や水害など災害リスクの低さなどが挙げられます。

東京圏へのアクセスが良好(新幹線で高崎ー東京間 約50分)でありながら、住宅コストや物価は首都圏よりも抑えられているため、ゆとりある暮らしが可能です。

総務省・令和6年小売物価統計調査では、物価水準が47都道府県中最も低い(最も物価が安い)という結果も出ています。

さらに、独自に住宅取得支援金や生活支援金などを助成している自治体も多く、移住して住まいを持ちたい方向けの制度も充実しているところも魅力です。

「群馬県移住支援金事業」の支給額

「群馬県移住支援金事業」の支給額

「群馬県移住支援金事業」は、群馬県が主体となって実施する、東京23区に在住している方、または東京圏から23区へ通勤している方向けの移住支援金制度です。

国の「地方創生移住支援事業」に基づき、自治体が主体となって実施する制度で、東京圏から地方へのUIJターンによる就業者や起業者を創出し、中小企業や農林水産業など地域の担い手の確保をおもに支援することを目的としています。

地方創生移住支援事業概要

「群馬県移住支援金事業」の基本支給額は以下の通りです。

  • ・単身での移住:60万円
  • ・2人以上の世帯での移住:100万円
    ※18歳未満の帯同で +30万円~(1人につき)

世帯に18歳未満の方がいる場合の加算額や条件は市町村ごとに異なります

例えば、令和7年度の場合、群馬県内では太田市、前橋市、みどり市、伊勢崎市、館林市など、多くの自治体で18歳未満の帯同1人につき100万円の加算※が導入されており、夫婦+18歳未満のお子さま1人の場合は、世帯100万+加算100万で合計200万円の支援金が支給される可能性があります。

※加算する人数の上限がある自治体があります。

※詳細は各自治体ウェブサイトの支援金ページなどでご確認ください。

 

移住支援金の支給対象となるための5つの条件

移住支援金の支給対象となるための5つの条件

移住支援金を受け取るには、以下の5つの条件をすべてクリアする必要があります。

①【移住元】23区在住者、または東京圏在住かつ23区への通勤者であること

この支援金は「東京圏からの移住」を促す制度のため、原則として「23区在住者」または「東京圏在住かつ23区への通勤者であること」が条件になります。

  • 23区在住者:住民票を移す直前の10年間のうち、通算5年以上(かつ直近1年以上)、東京23区内に在住していた人
  • 23区への通勤者:東京圏(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県。ただし条件不利地域を除く)に在住し、東京23区内へ通勤していた人

23区内に「住んでいる」方であれば、勤務地が23区外(例:千葉県や埼玉県など)であっても対象になります。

※東京圏の大学へ通学し、その後23区内の企業へ就職した場合は、通学期間も「5年」のカウントに含められる場合があります。

以下の「条件不利地域」に現在住んでいる場合は、23区内に通勤していたとしても、原則として移住支援金の対象にはならないため注意しましょう。

都県
条件不利地域(市町村)
東京都檜原村、奥多摩町、大島町、利島村、新島村、神津島村、三宅村、御蔵島村、八丈町、青ヶ島村、小笠原村
埼玉県秩父市、飯能市、本庄市、越生町、小川町、川島町、吉見町、鳩山町、ときがわ町、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町、東秩父村、神川町
千葉県銚子市、館山市、旭市、勝浦市、鴨川市、富津市、南房総市、匝瑳市、香取市、山武市、栄町、多古町、いすみ市、東庄町、九十九里町、芝山町、横芝光町、白子町、長柄町、長南町、大多喜町、御宿町、鋸南町
神奈川県三浦市、山北町、箱根町、真鶴町、湯河原町、清川村

②【移住先】群馬県内の市町村へ実際に移住したこと

群馬県内の市町村へ実際に転入した方が対象です。

転入日の時点で効力を持つ、転入先の市町村の要綱に基づいて支援金が支給されます。

③【時期】転入後1年以内であること

移住支援金は、原則として転入(住民票の移動)から1年以内に申請を行う必要があります。

住宅の完成待ちなどで申請が遅れると受給資格を失う可能性もあるため、あらかじめ支援金申請を見据えて工事や転入のスケジュールを決めておきましょう。

また、後述の「地域の担い手」の条件のうち「起業」に当てはまる場合、「起業支援金」の交付決定から1年以内であることも必要です。

④【地域の担い手】5つの条件(就業・起業・テレワーク等)のうち1つに当てはまる

移住支援金を受けるには、その地域の担い手であることも条件となります。

具体的には、以下の要件5つのうち、いずれかを満たしている必要があります。

一般就業:「支援金対象求人マッチングサイト」の対象求人に新規就業する

起業:群馬県が行う「起業支援金」の交付決定を受けている

※令和7年度の公募は終了しています。令和8年度の実施についてはウェブサイト等で最新情報をご確認ください。

テレワーク:移住前の仕事を移住後もテレワークで継続している

専門人材:内閣府の「プロフェッショナル人材事業」を利用して新規就業する

関係人口:自治体が独自に設けた「移住先との縁やつながり」を示す要件に該当している(※次章で詳しく解説します)

※「テレワーク」「専門人材」については支給要件にならない自治体が一部ありますので、事前に移住を検討している自治体へご確認ください。

⑤【その他】反社排除・在留資格の確認

暴力団関係者でないことや、日本人または永住者等の在留資格が必要です。

 

移住先との縁やつながりを示す「関係人口」の要件

移住先との縁やつながりを示す「関係人口」の要件

移住支援金の要件のうち「④地域の担い手」にある「関係人口(かんけいじんこう)」とは、令和7年度(2025年度)から適用されるようになった要件で、分かりやすく言えば「その町に住んではいないけれど、以前から何らかの形で深くかかわりがある人」という意味です。

通常、移住支援金をもらうには会社勤めや起業などで就業する必要がありますが、その地域の「関係人口」の要件を満たしていると認められれば、「地域の担い手」要件を満たしているとみなされます。

「関係人口」と認められるには、多くの自治体で「①支給対象者の要件(本人の属性)」と「②地域の担い手確保の要件(地域への貢献)」の両方を満たす必要があります。

①支給対象者の要件(本人の属性):住宅取得ふるさと納税出身者など

②地域の担い手確保の要件(地域への貢献):就業地域活動への参加など

 

〈主な自治体の「関係人口」要件の例〉

自治体年齢要件支給対象者の要件※いずれかを満たす地域の担い手確保の要件※いずれかを満たす
館林市転入時50歳未満・市へのふるさと納税を直近5年間のうち、通算3年以上行っている
・市の行事やイベント等の企画運営等に携わったことがある
・市に3年以上居住や通勤、通学したことがある
・市に3親等以内の親族が居住している(居住していた)
・市内に住宅を取得した
・市が実施する行事やイベント等の企画運営等に携わったことがあり、移住後も携わる意向がある
・市内で営む農林水産業に就業した
・市内に本社や事業所がある企業に就職した
市内に住宅を取得し、地域の自治会行事や地域イベント等に参加する意向がある
藤岡市なし・市内に住宅(新築・建売・中古(空き家含む))を取得した
・市内に本社がある企業に正規職員として雇用されている
・農林水産業に就業
・自治体や地域づくり団体等が関わる地域づくり活動地域課題の解決に向けた取り組みに恒常的に参加する意向がある
富岡市申請時39歳以下・市へのふるさと納税を直近3年間のうち2年以上
・市に住宅(新築、建売、中古住宅購入)を取得し転入
・市が主催または後援する移住交流事業への参加経験がある
・市移住体験住宅の利用経験がある
・農林水産業に就業する
・家業等へ就業する
・市内企業、団体等に勤務する
・移住後、自治体や地域づくり団体等が関わる地域づくり活動、地域課題の解決に向けた取り組みに参加する意向がある

上記の3市の例では、いずれも市内で住宅を購入・取得し、移住後に地域の自治会行事やイベント参加、地域づくり活動などに参加する意向を示せば、「関係人口」としての要件を満たせます。

つまり、移住後に現地での就職移住前の職場でテレワーク勤務をしていない場合でも、移住先で家を建てて、地域活動などへ参加する意向を示せば支給対象になる可能性があります。

フリーランスなど多様な働き方にも対応でき、受給のチャンスが大きく広がりました。

ただし、要件は自治体ごとに異なるため、必ず事前に希望の地域の「関係人口」とみなされる要件をチェックすることをおすすめします。

移住支援金制度も活用しながら、群馬県内で自分に合ったエリアでの家づくりを検討している方は、『アイワホーム』までご相談ください。

各自治体の最新補助金情報も考慮しながら、お客さまが最も有利に、そして安心して移住生活をスタートできるよう、土地探しから資金計画、複雑な申請書類のサポートまでワンストップでお手伝いいたします。

まずは無料の相談会・モデルハウス見学へお気軽にお越しください。

移住して住まいを新築する際に使えるオトクな「住宅補助金・優遇制度」

移住して住まいを新築する際に使えるオトクな「住宅補助金・優遇制度」

移住支援金に加えて、新築住宅を建てる際に併用できる主な制度をまとめました。

高性能な家づくりをすることで、さらに大きな支援を受けられます。

※制度の内容や予算は年度ごとに更新されるため、最新情報は必ずご確認ください。

①国・県の補助金(省エネ住宅関連)

住宅の性能や設備に応じて、国や群馬県が主導する以下の補助金が活用できる可能性があります。

制度名主な対象・条件補助金額(最大)
みらいエコ住宅2026事業GX志向型住宅・長期優良住宅・ZEH水準1~4地域:125万円/戸
5~8地域:110万円/戸
戸建住宅のZEH化・省CO2化促進事業ZEH / ZEH+基準の達成・ZEH:(1~3地域)55万円/戸、(4~8地域)45万円/戸
・ZEH+:(1~4地域)90万円/戸、(5~8地域)80万円/戸
※蓄電システム、CLT(直交集成板)、EV充電設備等に別途加算あり
(群馬県)再エネ導入支援補助制度太陽光発電・蓄電池の設置太陽光発電:7万円/世帯
蓄電池:補助対象経費の1/3

②市町村独自の補助金(一例)

国と自治体が連携した移住支援金とは別に、各自治体が独自に実施している移住支援や住宅取得、生活支援などの助成制度の一例を紹介します。

市町村制度名支援内容(概要)最大金額など
みどり市みどり子育て移住支援金18歳未満の子どもがいる世帯で県外からみどり市への移住に対する支援100万円
(加算要件クリアで最大530万円)
富岡市結婚新生活支援補助金新婚世帯の住居費・引っ越し費用の一部を補助最大30万円
(夫婦ともに29歳以下の世帯は上限60万円)
安中市安中市マイホーム取得支援金市内に住宅を初めて取得し定住を開始した人へ支援金を交付10万円
(加算要件クリアで最大43万円)
安中市結婚新生活支援補助金結婚を機に市内で新生活を始める世帯に住居費用、リフォーム費用、引っ越し費用の一部を補助最大30万円
(夫婦ともに29歳以下の世帯は上限60万円)
中之条町定住促進対策住宅取得費補助金町内で新たに住宅を取得する費用の一部を補助新築取得:最大200万円 中古取得:最大125万円
桐生市きりゅう暮らし応援事業(移住者住宅取得助成)住宅取得額の3%を助成30万円
(加算要件クリアで最大200万円)
太田市移住者まちなか住宅取得支援金移住者の住宅取得を支援10万円
(18歳未満の子ども1人につき20万円加算)
高崎市住宅用太陽光発電システム導入補助制度太陽光発電システムの導入へ補助上限4万円(8,000円 / kW)
前橋市家庭用ゼロカーボン推進補助事業蓄電池・V2H等のエコ設備導入を支援蓄電池・V2H等 各最大5万円など
伊勢崎市浄化槽設置補助浄化槽設置費を補助65万円

※紹介している自治体の補助金、助成制度の情報は2026年3月時点のもので、主に令和7年度事業の情報です。各自治体の令和8年度(2026年度)の制度については、実施の有無や制度の内容、金額等が変わる可能性があります。令和8年度も実施される場合は、令和8年4月以降に各自治体のウェブサイトにて公表される可能性がありますので、必ず最新情報をご確認ください。

群馬県内での住宅新築に使える補助金の詳細は、以下のコラムで詳しく解説していますので、あわせてごらんください。

③住宅ローン・税制の優遇

補助金などの給付だけでなく、金利や税金の負担を減らす制度を活用することで、実質的な負担をさらに抑えられます。

それぞれの制度の要件を満たしているか確認して、もれなく活用していきましょう。

種類制度名内容
主な減税制度住宅ローン控除年末ローン残高に応じて所得税等から控除
固定資産税の軽減新築から一定期間、建物分が原則1/2に
贈与税の非課税措置父母等からの資金援助が一定額まで非課税
金利優遇例【フラット35】地方移住支援型移住支援金の利用とセットで当初5年間金利▲0.6%
【フラット35】地域連携型自治体補助金の利用とセットで当初5年間金利▲0.25%
※住宅金融支援機構と協定を締結し、連携している地方公共団体の補助金に限ります

移住支援金で失敗しないための申請スケジュールと注意点

移住支援金で失敗しないための申請スケジュールと注意点

移住支援金の活用を検討する際に知っておきたい、申請スケジュールの進め方や注意点についてまとめました。

①転入前に自治体に事前相談する

多くの自治体では、「移住する前(住民票を移す前)」または「着工前」の相談を推奨しています。

特に「関係人口」の判定は、住宅の施工会社や自治体窓口に条件を満たせそうか、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

②予算は先着順のため早めに計画を

移住支援金は、各自治体の予算枠があるため、先着順となります。

年度の途中で予算がなくなれば、その年の受付は終了してしまうため、逆算して計画を立てる必要があります。

注文住宅を建てたい場合、土地が決まってから申請するのではなく、土地探しと並行して自治体の窓口へ事前相談を行うことが、受給の確率を高めるポイントです。

③返還規定がある

移住支援金は、移住先への定住を促す制度でもあるため、支援金をもらってすぐにまた他の市区町村に引っ越してしまうと、全額または半額の返還を求められるため注意しましょう。

〈全額返還〉

  • 移住支援金の申請から3年未満に他の市区町村に転出した場合
  • 就業条件の仕事を1年以内に辞職した、または起業支援事業の交付決定を取り消された場合
  • 虚偽の申請等をした場合

〈半額返還〉

  • 移住支援金の申請から3年以上5年以内で他の市区町村に転出した場合

※病気や災害等のやむをえない事情があるとして知事および市町村長が認めた場合はこの限りではありません。

 

まとめ

群馬県の移住支援金は、60万円〜最大200万円以上の給付が受けられる可能性があり、新築関連の補助金や減税制度なども併用することで、初期費用を大きく抑えながら、移住先で快適なマイホームを実現できます。

移住支援金制度も活用しながら、群馬・栃木・埼玉※で注文住宅をご検討中の方は、アイワホームへお気軽にご相談ください。

各自治体の最新補助金情報も考慮しながら、お客さまが最も有利に、そして安心して移住生活をスタートできるよう、土地探しから資金計画、複雑な申請書類のサポートまでワンストップでお手伝いいたします。

まずは無料の相談会・モデルハウス見学へお気軽にお越しください。

※「栃木県:西部一部」「埼玉県:北部一部」となります。

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