キッチン背面パントリーの間取り|配置パターンの実例と後悔しない設計ポイント

キッチン背面パントリーの間取り|配置パターンの実例と後悔しない設計ポイント

キッチンの収納計画を考える中で、背面にパントリーを設ける間取りは、収納力を確保しつつキッチンまわりをすっきり見せられるため、注文住宅でも多く採用されています。

しかし、広さや配置を十分に検討しないまま取り入れると、「通路が狭くなった」「思ったより使いにくい」といった後悔につながるケースも少なくありません。

この記事では、群馬・栃木・埼玉で注文住宅を手がけている私たち『アイワホーム』が、キッチン背面にパントリーを設ける間取りの実例や後悔しないための設計ポイントを解説します。

 

群馬県・栃木県・埼玉県で注文住宅をご検討の方は、アイワホームへお問い合わせください。

アイワホームでは、キッチン収納や家事動線まで考えた間取りプランをご提案しています。

キッチン背面にパントリーを配置するメリット

キッチン背面にパントリーを配置するメリット

キッチン背面にパントリーを配置する間取りは、収納量を確保しながらキッチンまわりを整理しやすいのが特徴です。

ここでは、キッチン背面にパントリーを設ける主なメリットを紹介します。

キッチンの収納力を高められる

キッチン背面にパントリーを設けると、キッチンまわりの収納スペースを大幅に増やすことができます

調理器具や食品ストック、キッチン家電などを1か所にまとめて収納できるため、キッチン本体の収納スペースだけでは不足しがちな収納量を補えます。

また、収納量にゆとりが生まれることで、調理スペースを広く使いやすくなる点もメリットです。

食材や日用品のストックをまとめて管理できる

パントリーは、食材や飲料、日用品などのストックを1か所にまとめて管理できる収納スペースです。

そのため、在庫の状況を把握しやすくなり、買い忘れや買い過ぎを防ぎます。

キッチン背面に配置することで、料理中でも必要な食材や調味料をすぐに取り出しやすく、家事効率の向上につながる点も魅力です。

キッチンまわりをすっきり見せられる

キッチン背面にパントリーを設けると、収納スペースを確保できるため、キッチンカウンターや作業スペースに物を置きすぎずに済みます。

とくにリビングやダイニングからキッチンが見える間取りでは、背面側に収納スペースを確保しておくことで、キッチンまわりを整えやすくなります。

来客時にも、作業スペースやカウンターがすっきりしていると、生活感が出にくく、LDK全体をきれいな印象に保ちやすくなる点もメリットです。

家事動線を効率化しやすい

キッチン背面にパントリーを配置すると、食材や調理道具を取り出す手間が省け、家事動線を効率化しやすくなります。

料理中に必要な食材や調味料、キッチン用品をすぐに取り出せるため、キッチン内を何度も行き来する必要がありません。

また、買い物後の収納もキッチンまわりで完結しやすく、日々の家事負担を軽減しやすい点もメリットです。

キッチン背面で採用されるパントリーの主な間取りタイプ

キッチン横シェルフと吹抜けのある家

キッチン背面のパントリーには、以下の間取りタイプがあります。

  • 壁付けのパントリー
  • ウォークインパントリー
  • ウォークスルーパントリー

それぞれの特徴を見ていきましょう。

壁付けのパントリー(収納棚タイプ)

壁付けパントリーは、キッチン背面や横の壁面に可動棚やカップボードを連続して設けるタイプのパントリーです。

収納を壁面にまとめるシンプルな構成のため、限られたスペースでも取り入れやすい点が特徴です。

キッチン作業中でも振り向くだけで物を取り出せるため、調理や片付けの動作をスムーズに進めやすくなります。

一般的には0.5〜1帖程度のスペースでも設けやすく、キッチンの収納を補う用途としても活用できます。

まとめ買いの量がそれほど多くないご家庭や、キッチン背面収納をすっきり見せたい場合に採用されることが多いタイプです。

ウォークインパントリー

ウォークインパントリーは、1か所の出入口から出入りする小部屋型のパントリーです。

壁面に棚を設けることで、食品や日用品、キッチン用品などをまとめて収納できます。

収納空間を独立させることで、生活感の出やすいストック品やキッチン家電をまとめて隠せる点が特徴です。

ただし、小部屋として1〜2帖程度の空間を確保する必要があるため、プランによってはスペースやコストへの配慮が必要になります。

まとめ買いをするご家庭や、食品・日用品のストックを多く保管したいご家庭に向いているタイプです。

家事がラクになる動線のパントリーの間取りについては、こちらの記事も参考にしてください。

〈関連ページ〉最強のパントリーとランドリールームを備えた間取りの実例紹介|家事がラクになる動線をわかりやすく解説

ウォークスルーパントリー

ウォークスルーパントリーは、出入口を2か所設けて通り抜けできる動線をつくるタイプのパントリーです。

たとえば、キッチンと玄関など、動線の途中に配置することで家事動線や生活動線を整理しやすく、回遊できる間取りをつくりやすい点が特徴です。

また、通り抜けできる構造のため通気性を確保しやすいメリットもあります。

通路を含めて1.5〜2帖程度の広さで計画されることが多く、家事動線を重視したい住まいや、動きやすい間取りを取り入れたい場合に採用されることが多いタイプです。

 

玄関からパントリーにつながる間取りの実例は、こちらの記事でも紹介しています。

〈関連ページ〉玄関からパントリーにつながる間取り|実例と失敗しない設計ポイント

キッチン背面パントリーの間取り事例

キッチン背面パントリーの間取り事例

ここでは、キッチン背面にパントリーを設けた間取りをご紹介します。

キッチン背面に収納をまとめた壁付けパントリーの間取り事例

こちらの間取りは、キッチン背面に収納スペースをまとめて配置できる構成となっています。

間取り図|廊下の少ない平屋

調理スペースのすぐ後ろに収納をまとめることで、食材やキッチン用品を整理しやすく、キッチンまわりの作業動線を短くできる配置です。

料理や配膳、片付けの動作をスムーズに進めやすく、日常の使い勝手向上につながります。

また、背面収納をカウンター型にすることで、調理家電やストック品を整理して置くことができ、キッチン全体をすっきりとした印象に保ちやすい点も特徴です。

キッチン背面にウォークインパントリーのある間取り事例

こちらの間取りは、キッチン背面にウォークインパントリーを設け、収納スペースを独立した空間として確保しています。

間取り|南側ランドリーのコンパクトハウス真ん中ファミクロでお片付け上手な家

パントリー内部は壁面に棚を設置し、食材や飲料、日用品などのストックをまとめて収納できる計画です。

可動棚を採用することで収納物の高さに合わせて棚の位置を調整でき、効率よく収納しやすい構成となっています。

パントリーを独立した収納空間として確保することで、生活感の出やすいストック品やキッチン用品をLDKから見えにくくできる点も特徴です。

玄関からキッチンへつながるウォークスルーパントリーの間取り

こちらの間取りは、キッチン横にパントリーを配置し、玄関からキッチンへ回遊できる動線を設けています。

間取り図|玄関とパントリーが土間で繋がる家

玄関から帰宅した際に、パントリーを通ってそのままキッチンへ移動できるため、買い物後の食材の収納をスムーズに行えます。

重い荷物を持ったままLDKを通る必要がなく、家事の流れを整理しやすい点が特徴です。

 

群馬県・栃木県・埼玉県で注文住宅をご検討の方は、アイワホームへお問い合わせください。

収納量や家事動線を考えながら、暮らしやすいキッチンの間取りプランをご提案いたします。

キッチン背面パントリーで後悔しないための設計ポイント

キッチン背面パントリーで後悔しないための設計ポイント

パントリーは収納量を増やせる便利なスペースですが、設計方法によっては使いにくく感じることがあります。

ここでは、キッチン背面パントリーで後悔しないための設計ポイントを紹介します。

通路幅は90cm以上を確保する

パントリーを通路として使う場合は、十分な通路幅を確保することが重要です。

通路が狭いと、食材の出し入れやすれ違いがしにくくなり、使い勝手が悪くなることがあります。

キッチンの背面にパントリーを設ける場合、通路幅90cm以上を目安に計画しましょう。

通路幅を確保することで、買い物袋や収納ケースを持った状態でも移動しやすくなります。

奥行きは深くしすぎない

よくある後悔として、「奥行きが深すぎて奥の物が埋もれる」「使い忘れが発生する」などがあります。

そのため、パントリーの棚は奥行きを深くしすぎないように計画することが大切です。

収納物を把握しやすくするためには、以下の奥行きを目安に設定しましょう。

  • 食品収納:30〜40cm程度
  • 日用品・家電収納:40〜45cm程度

奥行きを適切に抑えることで、収納物が一目で確認でき、取り出しやすいパントリーになります。

可動棚を採用する

パントリーの棚は、可動棚を採用すると使い勝手を調整しやすくなります。

食品ストックや調理家電、保存容器など、収納する物の高さはさまざまです。

可動棚であれば収納物に合わせて棚の高さを変更できるため、限られたスペースでも効率よく収納しやすくなります。

また、収納計画を考える際は、以下を参考に棚割りを考えましょう。

  • 重い物は下段
  • よく使う物は目線〜腰の高さ
  • 軽いストック品は上段

使用頻度や物の重さを考慮して棚割りを決めることで、日々の使い勝手が向上します。

湿気や暗さへの対策も考えておく

ウォークインタイプなどの小部屋型パントリーでは、「湿気がこもる」「暗くて物が探しにくい」といった後悔が生じることがあります。

換気が不足すると食品の保存環境に影響する場合もあるため、換気扇や給気口を設けるなど、空気の流れを意識した計画が重要です。

また、照明計画にも注意が必要です。

天井の照明だけでは棚の奥が暗くなる場合があるため、奥行きのあるパントリーでは棚の手前側に光が届く位置にダウンライトを配置すると使いやすくなります。

 

24時間換気の快適な住まいに必要なバランスについては、こちらの記事を参考にしてください。

〈関連ページ〉高気密住宅と24時間換気は矛盾するのか|快適な住まいに必要なバランスと「WB工法」という考え方

コンセント位置を考える

パントリー周辺にコンセントを設けておくと、収納スペースの使い方が広がります。

たとえば、炊飯器や電気ケトル、トースターなどのキッチン家電の使用や、セカンド冷蔵庫の設置にも対応できます。

棚の高さに合わせてコンセント位置を計画しておくと、家電を使いやすくなる点もメリットです。

キッチンスペースとのバランスを考えて配置する

パントリーを設ける際は、キッチンスペースとのバランスを考えて配置することが重要です。

収納量を確保するためにパントリーを広く取りすぎると、キッチンの作業スペースや通路が狭くなることがあります。

調理や配膳、片付けをスムーズに行うためには、キッチン本体のスペースとのバランスを確認することが大切です。

キッチン背面のパントリー間取りに関するよくある質問

キッチン背面のパントリー間取り

最後に、キッチン背面のパントリー間取りについてよくある質問に回答します。

キッチン背面パントリーには何を収納すればいいですか?

キッチン背面のパントリーには、以下のような物を収納するケースが多く見られます。

  • 食品ストック
  • 調味料
  • 飲料
  • 日用品
  • 季節家電 など

一方、キッチン背面のパントリーは、リビングやダイニングから見える位置にあることが多いため、収納する物の種類や見せ方を工夫することが大切です。

保存容器に入れ替えた食品ストックや、デザインをそろえた収納ボックスを活用すると、背面収納をすっきりとした印象に整えやすくなります。

パントリーには扉を付けた方がよいですか?

パントリーの扉は必ずしも必要ではなく、使い方や間取りに合わせて決めるのが一般的です。

扉を設けると、食品ストックや日用品など生活感の出やすい物を隠すことができ、LDKをすっきりとした印象に保ちやすくなります。

一方で、頻繁に出し入れする場合は開閉の手間が増えるため、オープン収納の方が使いやすいこともあります。

使い方と見せ方のバランスを考えながら、扉の有無を検討することが大切です。

まとめ

この記事では、キッチン背面パントリーの間取りタイプや実例、設計のポイントについて解説してきました。

パントリーは収納量を増やすだけでなく、配置や動線によってキッチンの使いやすさを大きく左右する間取りです。

収納量や見え方、動線のバランスを考えながら、自分たちの暮らしに合ったパントリー計画を検討してみてくださいね。

 

群馬県・栃木県・埼玉県※で注文住宅をご検討の方は、アイワホームへお問い合わせください。

ご家族の暮らし方や収納計画に合わせた、使いやすいキッチン・パントリーの間取りをご提案いたします。

※「栃木県:西部一部」「埼玉県:北部一部」となります。

 

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