おしゃれな小上がり事例集|後悔しない間取り・高さ・収納アイデアも解説
小上がりは、見た目のおしゃれさだけでなく、収納力やくつろぎやすさ、空間をゆるやかに区切る役割も期待できる人気の間取りアイデアです。
一方で、段差による安全面や掃除のしやすさ、将来の使いやすさまで考えて計画しないと、住んでから後悔につながることもあります。
この記事では、群馬・栃木・埼玉の注文住宅を手がける私たち『アイワホーム』が、実際の小上がり事例を紹介するとともに、小上がりをおしゃれに見せるコツやメリット・デメリット、後悔しないためのポイントまで解説します。
注文住宅で小上がりを取り入れようと検討している方は、ぜひ参考にしてください。
このコラムで分かること
- 小上がりは収納力やくつろぎやすさ、空間をゆるやかに仕切る機能を兼ね備えた人気の間取りですが、転倒リスクや掃除のしにくさ、将来のバリアフリー性など後悔しやすい点にも配慮が必要です。
- おしゃれに見せるには「色・素材の統一感」「照明や壁面演出」「ゆるやかなゾーニング」の3つのコツが重要で、畳以外の床材を使えばモダンな雰囲気にも仕上げられます。
- 満足度を高めるには目的を明確にした上で、広さ・高さ・収納方式・仕切りの有無・将来の家族構成の変化まで具体的に計画することが後悔を防ぐポイントです。
群馬県・栃木県・埼玉県で「デザイン性」と「暮らしやすさ」を両立した家づくりをご検討の方は、『アイワホーム』にご相談ください。
『アイワホーム』では、ご家族の暮らしに合わせた間取りプランを個別にご提案しています。
Contents
小上がりとは

小上がりとは、床より一段高く設けたスペースのことです。
リビングの一角や畳コーナーとして採用されることが多く、腰掛けたり寝転んだり、収納を設けたりと、多目的に使いやすい点が魅力とされています。
畳を敷いた小上がりが代表的ですが、素材や仕上げによっては和モダン、ナチュラル、シンプルモダンなど、さまざまなテイストに合わせやすいのも特徴です。
和室との違い
独立した部屋として設ける和室に対して、小上がりはLDKの一角に取り入れ、空間をゆるやかにつなげる形が多く見られます。
ロールスクリーンや引き戸などを組み合わせて、必要に応じて半個室のように使えるよう計画するケースもめずらしくありません。
注文住宅で人気を集める理由
小上がりは、段差によって空間に立体感を生み出し、単調になりやすいLDKにメリハリをつけやすい点が魅力です。
さらに、腰掛けスペース、お子さまの遊び場、来客用スペース、収納などを兼ねられるため、限られた面積でも多用途に活用しやすい間取りとして人気を集めています。
おしゃれな小上がりのある間取りの事例

ここからは、私たち『アイワホーム』が手がけたおしゃれな小上がりのある施工事例をご紹介します。
おしゃれな小上がり事例①

〈関連ページ〉スキップフロアと小上がり畳コーナーがある、家族時間を楽しむ家(群馬県前橋市)
リビングの一角に畳の小上がりを設けた事例です。
明るい色味の琉球畳を使った3.5畳の小上がりは、淡い色合いの内装と調和しており、上品で落ち着いた印象に仕上がっています。
おしゃれな小上がり事例②

〈関連ページ〉吹き抜けとアクセントウォールが映える住まい(群馬県高崎市)
コンクリート打ちっぱなし風の壁とモルタル調の床で、インダストリアルな小上がりに仕上げました。
畳ではなくフラットな床材で仕上げることで、スタイリッシュで洗練された雰囲気を演出しています。
「小上がりを作りたいけど、和のテイスト以外でおしゃれに仕上げたい」という方も参考にしていただける事例です。
おしゃれな小上がり事例③

〈関連ページ〉中二階にファミリーコーナーがある家(群馬県高崎市)
こちらの事例では、LDKの奥に小上がりを設けることで、空間に自然な奥行きと特別感を生み出しました。
ダイニングやキッチンから目が届きやすい配置のため、お子さまの遊び場やくつろぎスペースとして使いやすいのが特徴です。
木目の天井や床のあたたかみと、落ち着いた色味の小上がりが調和し、ご家族がゆったりと過ごせる上質な雰囲気に仕上がっています。
おしゃれな小上がり事例④

〈関連ページ〉広々タイルデッキと明るいLDKのある平屋(群馬県前橋市)
ダークトーンの木目とアクセントウォールを組み合わせた、重厚感のあるおしゃれな小上がりの事例です。
下がり天井や奥まったレイアウトによってこもり感が生まれ、落ち着いて過ごせるくつろぎ空間となっています。
段差で空間をゆるやかに区切っており、読書や趣味、家族団らんなど多目的に使いやすいデザインです。
おしゃれな小上がり事例⑤

〈関連ページ〉ロールスクリーンで仕切るタタミコーナーがある家(群馬県邑楽郡千代田町)
こちらの事例では、壁面にすっきりと納まる小上がりを設けました。
直線的で無駄のない設計と、落ち着いた色合いの琉球畳の組み合わせにより、和の心地よさとモダンな印象をバランスよく両立しています。
小上がりの下部に引き出し収納を備えているため、見た目のおしゃれさだけでなく、実用性が高い点も魅力です。
おしゃれな小上がり事例⑥

〈関連ページ〉中二階にキッズルームがある家(群馬県みどり市)
こちらの事例では、吹き抜けのある開放的なLDKに小上がりを組み込み、空間に立体感とくつろぎ感を加えました。
リビングとゆるやかにゾーニングされ、落ち着けるスペースとして機能しているのが魅力です。
グレーや黒で統一された建具やシーリングファン、スケルトン階段などが空間を引き締める一方で、小上がりの存在感がバランスよくあたたかみを添えています。
『アイワホーム』には、今回紹介しきれなかった事例がまだたくさんあります。
こちらよりぜひごらんください。
こちらの動画では、小上がり風和室のあるモデルハウスをごらんいただけます。
小上がりをおしゃれに見せるデザインのコツ

小上がりは便利な一方で、取り入れ方によっては空間から浮いて見えてしまうケースもあります。
空間と調和させつつおしゃれに見せるには、次のコツを念頭に置きましょう。
空間全体と調和する色・素材で統一感を出す
フローリング、壁紙、建具、家具の色味と小上がりの素材感をそろえると、空間全体に統一感が生まれます。
特に畳の色は印象を左右しやすいため、空間になじませたい場合はグレーやベージュ系、アクセントにしたい場合は素材感のある色味を選びバランスを取りましょう。
また、サンプルは実際の照明環境で確認すると、カタログとの色味の差による失敗を防ぎやすくなります。
照明や壁面演出で雰囲気を高める
ダウンライトや間接照明を取り入れると、小上がりにやわらかな陰影が生まれ、くつろぎ感のある空間を演出しやすくなります。
調光機能付きの照明を選べば、時間帯や用途に応じて明るさを調整でき、くつろぎたい時と作業したい時で使い分けることも可能です。
また、背面の壁にアクセントクロスや木質パネルを使えば、小上がりの存在感を引き立てつつ、LDK全体のデザイン性も高められます。
ゆるやかなゾーニングで特別感をつくる
小上がりの魅力は、「おしゃれで少しこもれる場所」をつくりやすいことです。
キッチンから視線が届く位置に配置したり、窓際に設けたりすることで、ご家族が自然に使いたくなる居場所として機能しやすくなります。
腰壁やカウンターを組み合わせれば、完全な個室にはしない程度の適度な視線コントロールも可能になり、開放感とプライバシーのバランスを両立できます。
小上がりを設けるメリット

小上がりは見た目の良さだけでなく、暮らしやすさを高める要素も多く持っています。
主なメリットは次の5点です。
収納を増やしやすい
小上がりを設ければ、段差の内部を収納として活用できるため、床面積を大きく増やさなくても収納量を確保しやすくなります。
日常使いの物は引き出し式、季節家電や来客用寝具など使用頻度の低い物は跳ね上げ式収納にするなど、使い分けもしやすいのがメリットです。
腰掛けやくつろぎスペースとして使いやすい
小上がりは椅子のように腰掛けられ、畳ならそのまま寝転ぶこともできます。
ソファを置かない暮らしを考えている場合にも、くつろぐ場所として取り入れやすい選択肢です。
空間をゆるやかに仕切れる
壁や扉がなくても、小上がりを設けて床の高さが一部だけ変われば、用途の違いを感じやすくなります。
開放感を保ちながらもリビング、遊び場、ワークスペースなど、空間を自然に分けたいときに効果的です。
お子さまの遊び場や来客スペースとして活用しやすい
普段はお子さまの遊び場やお昼寝スペースとして使い、来客時には腰掛けスペースや簡易的な客間として使うなど、柔軟に使い分けしやすい点も魅力です。
ご家族の生活スタイルに合わせて役割を変えやすいため、用途を一つに限定しなくてよいのも小上がりの強みといえます。
家具を減らしてすっきり見せやすい
小上がりをくつろぎスペースとして活用すれば、ソファや大型家具を減らせる場合があります。
その結果、LDKに余白が生まれ、すっきりした印象に見せやすいのもうれしいメリットです。
小上がりのデメリット・後悔しやすいポイント

便利な小上がりですが、設置後に不便さを感じるケースもあります。
とくに次の5点は後悔しやすいポイントとなるため注意しましょう。
段差による転倒リスクがある
小上がりは段差があるため、小さなお子さまや高齢のご家族がいる場合は特に、安全面への配慮が必要です。
夜間の移動や急いでいるときに足元を見落とすこともあるため、照明計画や角の納まりにも気を配っておきましょう。
掃除しにくいと感じることがある
段差によって掃除機やロボット掃除機の動線が途切れやすく、掃除のひと手間が増えることがあります。
畳はフローリングとは手入れの感覚も異なるため、日常の掃除方法まで想定したうえで取り入れましょう。
圧迫感が出る場合がある
小上がりの広さや高さのバランスが悪いと、空間にメリハリが出るどころか重たい印象になることがあります。
特にLDKがコンパクトな場合や天井高に余裕がない場合は、面積だけでなく視線の抜けや上部空間とのバランスも確認したいところです。
リビングが狭く見えることがある
小上がりを設けると、その分だけフラットな床面積は減ります。
そのため、LDK全体の広さに対して小上がりが大きすぎると、主空間が窮屈に見える恐れもあるので注意が必要です。
LDK全体の面積に対して、小上がりが占める割合は2〜3割程度を一つの目安にすると、バランスの良い空間をつくりやすくなります。
将来のバリアフリー性に配慮が必要
今は便利でも、将来的には小上がりの段差が負担になる場合があります。
長く住む家であれば、ご家族の年齢変化や介助のしやすさまで見据えて、本当に小上がりが必要かを考える視点も欠かせません。
小上がりで後悔しないための設計ポイント

小上がりで満足度を高めるには、見た目だけでなく、用途・広さ・高さ・収納方式を具体的に決めておくことが重要です。
設置してから後悔しないためにも、次の4点を押さえておきましょう。
何のために作るのかを明確にする
まずは、収納を増やしたいのか、くつろぎスペースにしたいのか、お子さまの遊び場にしたいのか、来客対応も考えたいのかを整理しましょう。
目的が明確になると、必要な広さ、高さ、収納方式、仕切りの有無が決めやすくなります。
広さは用途に応じて考える
小上がりの広さに絶対的な正解はありませんが、3畳・4.5畳・6畳はよく検討される目安です。
3畳程度なら腰掛けや収納中心、4.5畳程度なら昼寝やお子さまの遊び場など多目的に使いやすく、6畳程度あると客間や半個室的な使い方もしやすくなります。
| 広さの目安 | 向いている使い方 |
| 3畳程度 | ちょっとした腰掛け、収納 |
| 4.5畳程度 | お昼寝スペース、お子さまの遊び場、多目的スペース |
| 6畳程度 | 客間、仕切れる畳スペース、半個室 |
ライフスタイルや家族構成に合わせて、どの広さが最適かを見極めましょう。
例えば、来客が多いご家庭であれば6畳程度を確保し、布団を敷いて客間として使えるようにしておくと便利です。
一方、3〜4.5畳程度の広さに抑え、お子さまが小さいうちは遊び場やお昼寝スペースとして活用し、成長に合わせて収納中心の使い方に切り替えていくのもおすすめです。
高さは30〜40cm前後を目安に検討する
小上がりの高さは、一般的に30〜40cm前後が一つの目安とされています。
収納量をしっかり確保したい場合はそれ以上の高さにするケースもありますが、高くしすぎると上り下りの負担が増えたり、空間の圧迫感につながったりするため注意が必要です。
収納方式は使い方に合わせて選ぶ
日常的に使う物を入れるなら、立ったまま出し入れしやすい引き出し式収納がおすすめです。
側面から出し入れできるため、日常的に使う物をスムーズに収納できますが、収納量には限りがあります。
一方、季節用品や来客用布団など使用頻度が低い物には、収納量を確保しやすい跳ね上げ式収納がぴったりです。
床面全体を持ち上げる仕組みで、大きな収納量を確保できるため、来客用布団や季節用品など、かさばるけれど使用頻度の低い物に向いています。
それぞれの収納方式は特徴が異なるため、収納したい物に応じて選び分けることが大切ですが、両方を組み合わせて設計するご家庭も少なくありません。
暮らし方別にみるおすすめの小上がりプラン

小上がりの向き不向きは、家族構成や暮らし方によって変わるため、自分たちの生活に合うかどうかを具体的に想像することが大切です。
ここからは、それぞれの暮らし方別におすすめの小上がりプランをご紹介します。
子育て世帯におすすめの小上がり
キッチンやダイニングから目が届きやすい位置に設けると、遊び場や昼寝スペースとして使いやすくなります。
こちらの事例では、キッチンからすぐに見渡せる位置に小上がりを設け、作業しながらお子さまを見守りやすいつくりにしました。

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お子さまの遊び場としてメインに活用したい場合、段差部分におもちゃ収納を組み込むのもおすすめです。
共働き世帯におすすめの収納重視型小上がり
小上がりの引き出し式収納を充実させると、日用品や子ども用品をまとめやすく、リビングが散らかりにくくなります。
家事効率を重視するなら、収納する物をあらかじめ決めたうえで計画することで失敗を防ぎましょう。
来客が多いご家庭におすすめの小上がり
普段はオープンな畳コーナーとして使い、必要なときだけロールスクリーンや引き戸で仕切ると、柔軟に使いやすくなります。
例えばこちらの事例では、小上がり部分にロールスクリーンを設け、必要なときにだけ個室のようなプライベート空間を確保できるのが特徴です。

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6畳前後の広さがあると、客間としての使い勝手も高まりやすいので、来客が多いご家庭にはおすすめです。
小上がりに関するよくある質問

最後に、小上がりに関するよくある質問にお答えします。
Q.小上がりは何畳くらいあると使いやすいですか?
用途によって異なりますが、3畳・4.5畳・6畳はよく検討される目安です。
腰掛けや収納中心なら3畳程度、昼寝や遊び場も兼ねたいなら4.5畳程度、客間としての使いやすさも求めるなら6畳程度が検討しやすい広さです。
Q.小上がりの高さは何cmくらいが一般的ですか?
一般的には30〜40cm前後が一つの目安です。
腰掛けやすさを重視するなら30〜35cm前後が検討しやすいとされていますが、収納量とのバランスを見ながら調整しましょう。
Q.小上がり収納は本当に便利ですか?
小上がり収納は便利ですが、収納方式と入れる物によって使い勝手は大きく変わります。
日常使いの物は引き出し式、使用頻度の低い物は跳ね上げ式収納を採用して、使いやすさと収納量を両立させましょう。
Q.小上がりはダサく見えることがありますか?
小上がりをつくっても、空間全体との統一感がない場合や、使い道が曖昧なまま設置した場合は、浮いた印象になることがあります。
色・素材・高さ・配置のバランスを整えることで、洗練された印象に見せましょう。
Q.小上がりは子育て世帯に向いていますか?
小上がりは、お子さまの遊び場や昼寝スペース、見守りしやすい場所として活用しやすいため、子育て世帯と相性がよいケースは多いです。
しかし、段差による転倒リスクがあるため、安全対策を含めて検討しましょう。
Q.小上がりは将来的に使いにくくなりませんか?
将来、小上がりの段差が負担になる可能性はあります。
そのため、現在の便利さだけでなく、年齢を重ねた後の使いやすさや家族構成の変化まで見据えて判断することが大切です。
Q.リビングに小上がりを作ると狭く見えますか?
リビングの広さや配置、高さの取り方によって、小上がりの印象は変わります。
LDK全体に対して面積が大きすぎたり、高さが強すぎたりすると圧迫感が出やすいため、全体バランスの確認が欠かせません。
Q.小上がりは和室以外のデザインにも合いますか?
小上がりは、畳の色や素材、木部の仕上げを工夫すれば、和モダンだけでなくナチュラルやシンプルモダンの住まいにもなじみやすくなります。
和風に限定される設備ではなく、内装全体との調和によって印象をコントロールしやすいのが魅力です。
まとめ
小上がりは、収納力やくつろぎやすさ、空間のゆるやかな仕切りを叶えながら、おしゃれな印象も演出できる間取りです。
しかし、後悔しない小上がりにするには、広さ・高さ・収納方式・将来の暮らし方まで見据えた計画が欠かせません。
一度作ると変更が難しい設備のため、施工実績の豊富な工務店とともに、入念にイメージを共有しながら計画を進めましょう。
群馬県・栃木県・埼玉県でおしゃれでありながら暮らしやすい家づくりをご検討の方は、アイワホームにご相談ください。
ご家族の暮らしに合わせた間取りプランをご提案しています。
※「栃木県:西部一部」「埼玉県:北部一部」となります。