寝室にウォークインクローゼットがある間取りのメリット・デメリット|扉あり・なしや畳数の決め方、収納レイアウト実例を紹介
寝室にウォークインクローゼット(WIC)を作る間取りは、朝の身じたくがスムーズになり、寝室がすっきりとした空間になるなど、多くのメリットがあります。
使い勝手の良い収納計画は、暮らしやすい家づくりの重要なポイントです。
しかし、「寝室にWICを配置して本当に後悔しないのか」「別の場所に作ったほうが良いのではないか」と間取りで悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、群馬県・栃木県・埼玉県で、造作収納のある住まいを数多く建築してきた私たち『アイワホーム』が、寝室にウォークインクローゼットがある間取りのメリット・デメリットについてわかりやすく解説します。
寝室+WICの間取り実例も交えながら、扉のあり・なしや最適な畳数の決め方など、後悔を防ぐポイントを紹介しますので、ぜひ最後までごらんください。
群馬県・栃木県・埼玉県で「使いやすいウォークインクローゼットのある家を建てたい」とご希望の方は、アイワホームへお問い合わせください。
ご家族の暮らしに合わせた最適なプランをご提案いたします。
Contents
ウォークインクローゼットとは

ウォークインクローゼット(WIC)とは、人が中に入って物の出し入れや着替えなどができる空間を備えた収納のことです。
また、中に入れるだけでなく、クローゼットを通って廊下やランドリールームなど別の場所に通り抜けできる「ウォークスルータイプ」のクローゼットにすることもできます。
寝室にウォークインクローゼットを設けるメリット

寝室内にウォークインクローゼットを設けるメリットは以下の4つです。
- 朝の身じたく、寝る前の片付けがスムーズになる
- 寝室を広く使えて、リラックスできる空間になる
- 寝室で使うすべての物をまとめて収納できる
- 衣類の管理が楽になり、衣替えが不要
1つずつ詳しく解説していきますね。
①朝の身じたく、寝る前の片付けがスムーズになる
寝室にウォークインクローゼットを設けると、起床直後にベッドからクローゼットに移動してその場で着替えるという自然な流れができ、朝の身じたく動線がシンプルになります。
ウォークインクローゼットにすると、扉を閉めればご家族が寝ている中でも気兼ねなく着替えられる点もメリットです。
また、就寝前も、洗濯物を寝室に持って行き、クローゼットに片付けてから寝るという自然な動線になります。
②寝室を広く使えて、リラックスできる空間になる
ウォークインクローゼットにすることで、タンスなど大きな家具を寝室に置かずに済むため、寝室全体を広く使えます。
寝室に収納を置かないことで、地震時の家具転倒リスクも低減できるため安心です。
さらに、家具が少なくなることで、寝室に入る視覚情報が減り、よりリラックスして過ごせる寝室になります。
また、インテリアデザインの自由度も高まるため、自分好みの寝室づくりにこだわれますよ。
③寝室で使うすべての物をまとめて収納できる
衣類以外にも、寝室周りで使うさまざまなアイテムを1か所に集約できることも、ウォークインクローゼットの大きなメリットです。
布団乾燥機や暖房器具・扇風機などの季節家電、オフシーズンの布団など、寝室に関連する物をすべてまとめて保管できるため、効率的に出し入れできます。
④衣類の管理が楽になり、衣替えが不要
ウォークインクローゼットはスペースに余裕があるため、季節ごとに衣服の配置を決めておくだけで、従来のタンスのような衣替え作業が不要になります。
常に手持ちのすべての衣類にアクセスできるため、朝の洋服選びや旅行の荷づくりもスムーズになりますよ。
寝室にウォークインクローゼットを設けるデメリット・注意点

寝室にウォークインクローゼットを作る場合に知っておきたいデメリットや注意点は以下の4つです。
- 洗濯動線が長くなる可能性がある
- 通常より広いスペースが必要になる
- 生活リズムが異なるご家族に配慮が必要
- 詰め込みすぎると管理しづらくなる
注意すべき点と対策をセットで解説しますので参考にしてください。
①洗濯動線が長くなる可能性がある
洗濯物を干す場所や畳む場所が寝室(ウォークインクローゼット)から離れていると、「洗う→干す→しまう」という一連の洗濯家事の動線が長くなってしまう可能性に注意しましょう。
特に、1日に何度も洗濯するご家庭の場合、物干し場から寝室が遠いと、往復する手間が増えてストレスになることがあります。
ほとんどの衣類の収納を寝室のクローゼットに集約させる場合、物干し場からの距離や動線もチェックしましょう。
②通常より広いスペースが必要になる
ウォークインやウォークスルーのクローゼットは、人が入ったり通り抜けたりするためのスペースを確保する必要があるため、通常より広い面積が必要です。
延べ床面積が限られている中でクローゼットを広くする場合、他の場所を少し小さくしなければならないこともあります。
ウォークインクローゼットを採用する場合、リビングなどの広さは十分か、通路幅は確保できているかなど、他の場所の使い勝手に影響していないかもチェックして間取りづくりを進めるようにしましょう。
③生活リズムが異なるご家族へ配慮が必要
家族が寝ている寝室の中でウォークインクローゼットを使う場合、扉の開閉や衣類を出し入れするときの音、照明などで睡眠を妨げてしまう可能性があります。
扉を閉めることで物音や光をある程度遮ることはできますが、ご家族が寝ている間に頻繁にクローゼットに出入りする場合はデメリットが大きくなります。
共働きで帰宅時間が異なるご家庭や、シフト勤務があるご家庭では、お互いの生活リズムを考慮して配置を検討する必要があります。
例えば、寝室と廊下の間にウォークスルータイプのクローゼットを作り、廊下側からも入れるようにするなど工夫すれば、寝室にいるご家族に配慮しながら使えます。
④詰め込みすぎると管理しづらくなる
ウォークインクローゼットは通常より広いスペースがあるため、さまざまな物の一時置き場にも便利なスペースです。
ただし、スペースがあるからと雑多に詰め込んでしまうと、何が入っているか分からなくなり、逆に管理がしづらくなってしまうという注意点もあります。
ハンガーポールや棚板を付けるなど、クローゼット内で整理整頓がしやすく、何があるか一目で分かりやすくなるような収納レイアウトの工夫が不可欠です。
後の章で、ウォークインクローゼット内の収納レイアウト実例をご紹介しますので参考にしてください。
寝室にウォークインクローゼットが向いているケース・別の場所が良いケース

メリット・デメリットを踏まえて、寝室内にウォークインクローゼットを作るのが適しているケースと、別の場所にした方が良いケースをまとめました。
寝室にウォークインクローゼットが向いているケース
- ご夫婦中心の生活スタイルで、衣類をまとめたい方:お子さまの成長とともに衣類も増えるため、お子さま用の収納は別に計画し、ご夫婦の物だけを寝室のWICに集約させたい場合におすすめです。
- 朝ゆっくり寝室で身じたくをしたい方:パジャマや寝具の収納を近くにまとめて、寝室での着替え時間を大切にしたい人にも向いています。
寝室と別にした方が良いケース

寝室以外にウォークインクローゼットを作る場合、設置場所は以下のような場所が考えられます。
- ランドリールームの近く
- 個室近くのホールや廊下
- 玄関・手洗い場の近く
それぞれの場所にウォークインクローゼットを作るメリットと向いているケースを紹介します。
ランドリールームの近く
- 共働きで洗濯の回数が多いご家庭
- 「洗う・干す(乾かす)・しまう」を1カ所で終わらせたい場合
個室近くのホールや廊下
- ご夫婦の寝室だけでなく、子ども部屋からもアクセスしやすい場所にしたい方
- ご家族の生活リズムに配慮して寝室にクローゼットの音や光が入らないようにしたい方
玄関・手洗い場の近く
- 外出時の身じたくや帰宅時の動線をスムーズにしたい方
上記のように、家事動線を重視するなら「ランドリー・洗面・ウォークインクローゼットを固めた配置」で、洗濯〜収納を短くする間取りが家事ラクにつながりやすくなります。
収納量重視で、ご夫婦の物とお子さまの物をきっちり分けたい場合は、寝室隣接のウォークイン型+別途ファミリークローゼットや子ども部屋収納を作るという方法もあります。
ウォークインクローゼットの最適な設置場所は家族構成やライフスタイル、寝室やランドリーの位置などによって変わってきます。
スムーズな動線や最適な収納量を確保したウォークインクローゼットを実現するためには、はじめに設計担当者に「理想の生活の流れ」や「ご家族の1日のルーティン」「現在の住まいでの収納の悩み」などを伝えるのがポイントです。
寝室にウォークインクローゼットを取り入れた間取り・寝室のレイアウト例

私たち『アイワホーム』が設計・施工した、寝室にウォークインクローゼットを取り入れた間取り実例を紹介します。
ご自身の生活スタイルや家族構成に合った寝室の広さや他の場所からの動線、ウォークインクローゼット内の収納レイアウトをぜひ参考にしてくださいね。
①朝の身じたくと洗濯動線に配慮したウォークインクローゼット

ランドリールームとウォークインクローゼットを隣接させ、寝室の近くにまとめた平屋の間取り実例です。
朝は寝室→WICで着替え→洗面とスムーズに移動でき、洗濯後はランドリーからそのままクローゼットにしまうことができる、身じたくと家事ラクの両方に対応した間取りにしました。
さらに、主寝室側の引き戸を閉めれば、クローゼットは独立したスペースになり、ご家族が寝ている間も気兼ねなく使えるように工夫しています。
②寝室WIC+ファミクロで収納充実の間取り

8畳のベッドスペースに、ウォークインクローゼット3畳+書斎2畳をプラスした、ゆとりのある2階寝室の間取り実例です。
ウォークインクローゼット内部はL字型にハンガーポールや棚板を設置し、整理整頓しやすく工夫しています。
さらに、2階ホールにはもう1つ、約3畳の納戸兼ファミリークローゼットを設けて収納を充実させました。
ご夫婦やお子さまのプラスアルファの収納スペースとしてはもちろん、季節家電や趣味用品置き場などマルチに使えるスペースとなっています。
③WICと書斎のある機能的な寝室

寝室+書斎+WICで約9畳を確保した、ゆとりと機能性を両立した間取り実例です。
寝室のウォークインクローゼットとは別に、主寝室、子ども部屋、リビングのすべてからアクセスしやすい場所にファミリークローゼットを設けることで、収納力と使い勝手を向上させました。
ご家族の私物と共有物を分けて収納しやすい、効率的な収納スペースとなっています。
④ウォークスルーでランドリーにつながる寝室WIC

寝室とランドリールームの間にクローゼットを設け、お互いの部屋を通り抜けできるウォークスルー型の間取り図実例です。
ランドリーで乾いた洗濯物をそのままクローゼットに運ぶだけで収納でき、朝は寝室→クローゼットで着替え→洗面所とスムーズに移動できる、暮らしやすさと家事ラクの両方を叶えた間取りになっています。
⑤ご夫婦それぞれのウォークインクローゼットがある寝室

8畳のベッドスペースと、ご夫婦それぞれで使える2畳のウォークインクローゼットを2つ設けた寝室の間取り実例です。
ベッドスペースと収納を分けることでベッド回りにゆとりが生まれ、くつろげる空間になっています。
片方のクローゼット脇にはドレッサースペースを設置し、主に奥さまのメイクや入浴後のお手入れスペースとしてお使いいただけるようにしました。
⑥廊下からウォークインクローゼット経由で寝室に入る間取り

2階へ上がり、廊下からウォークインクローゼット経由で寝室へ入る動線設計の間取り実例です。
「起床後、クローゼットで着替えてからリビングに下りる」という流れがスムーズです。
また、クローゼットを端から端まで横切る形ではなく、出入口から最短距離で寝室へ入ることができるのもポイントです。
乾いた洗濯物も、1階ランドリー→2階WICで収納→寝室と、短い動線でスムーズに片付けられます。
アイワホームには、今回紹介しきれなかった事例がまだたくさんあります。ぜひごらんください。
群馬県・栃木県・埼玉県で「使いやすいウォークインクローゼットのある家を建てたい」とご希望の方は、アイワホームへお問い合わせください。
ご家族の暮らしに合わせた最適なプランをご提案いたします。
ウォークインクローゼットで後悔を防ぐ間取りのポイント

「寝室にウォークインクローゼットはいらなかった…」と後悔しないための間取りや広さ、仕様選びのポイントを紹介します。
クローゼット内のレイアウトのアイデアや湿気対策についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
扉のあり・なしの選び方

ウォークインクローゼットでは、扉を付けるか、付けずにオープンにするかで迷う方も多いのではないでしょうか。
扉のあり・なしを判断するために、それぞれのメリット・デメリットをチェックしましょう。
| WICの扉仕様 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 扉あり | ・収納物が目に入らずすっきりした寝室が保てる ・ホコリをある程度遮断できる ・防虫剤や除湿剤の効果が高まる |
・使用時に扉の開け閉めが面倒 ・湿気や臭いがこもりやすい ・建具(扉)のコストがかかる |
| 扉なし | ・空間に開放感と奥行きが生まれ、広く感じられる ・衣類の出し入れがスムーズにできる ・クローゼット内の風通しが良くなる |
・室内に生活感が出やすい ・ホコリや匂いが寝室側から入り込みやすい ・冷暖房効率や防虫剤・除湿剤の効果が落ちやすい |
また、扉あり・なしそれぞれのデメリットを解決できる対策法を紹介しますので参考にしてください。
「扉あり」のデメリット対策
「使用時に扉の開け閉めが面倒」への対策
ウォークインクローゼットの扉は引き戸のような、開閉スペースを取らないタイプを選ぶのがおすすめです。
特に引き戸は開け放しておくこともできるため、状況に応じて使い分けができるようになります。
ただし、扉の引き込みスペースが必要なため、レイアウトに制限が出る可能性があることも踏まえて検討しましょう。
「湿気や臭いがこもりやすい」への対策
クローゼットの扉を床から少し浮かせる、空気が通るルーバー扉にするなど、通気性のある建具を採用すると風通しがよくなります。
寝室内の換気扇・サーキュレーターなどと組み合わせて、定期的に扉を全開にして空気を入れ替えるようにするのがおすすめです。
「扉のコストがかかる」への対策
クローゼット扉のコストを抑えたい場合は、標準的な間口、高さのシンプルな仕様を選びましょう。
開口部のサイズを標準的なものにしておくことで、将来のレイアウト変更もしやすくなりますよ。
扉なしのデメリット対策
「室内に生活感が出やすい」への対策

扉なしのウォークインクローゼットで生活感が出てしまうのを抑えるには、上記の写真のように、出入口の位置を工夫して、内部が見えにくいようにする方法があります。
また、クローゼット内で寝室から見える位置には、色や幅、高さを揃えた収納ケースやバスケットなどを活用し、統一感のある見た目で、中身を隠す収納を意識すると生活感を抑えられます。

また、上の写真のように、開口部にロールスクリーンやカーテンを付けて、必要に応じて簡易的な扉として使う方法もあります。
「ホコリや匂いが入り込みやすい・冷暖房効率の低下」への対策
空気清浄機やサーキュレーターなどで寝室全体の空気を循環させることで、クローゼット内にホコリや匂いが溜まりにくくなり、エアコンの風を奥まで届かせて室温のムラを減らせます。
併せて、定期的に掃除機がけやホコリ取りなどのお手入れも行いましょう。
「防虫剤・除湿剤の効果が落ちやすい」への対策
扉のないクローゼットは、扉がある場合よりも防虫剤や除湿剤の効果が薄くなります。
ウールやシルクなど、虫が付きやすい動物性繊維の衣類は、あらかじめ衣装カバーを掛けたり、収納ケースに収納した上で防虫剤や除湿剤などを入れたりすることで、ピンポイントで効果を発揮しやすくなります。
扉あり・なしは「絶対どちらが正解」というものはありません。
デメリットをどれだけ許容し、どのようにコントロールするかの違いになりますので、気になる点に合わせて上記のように組み合わせて対策していく形がおすすめです。
最適な広さ(畳数)の考え方

ウォークインクローゼットの広さに決まりはありませんが、一般的には以下が目安となります。
- 1人用:1.5~2畳
- 夫婦2人用:3~4畳
- 4人家族:3~4畳以上
基本的には、1人あたりの収納量=1畳程度+内部移動スペースを目安に考えるのがおすすめです。
ただし、衣類の量や、クローゼット内で着替えるかどうか、スーツケースなど大物を収納するかなど、ライフスタイルによって最適な広さは異なります。
設計時には、将来的に衣類がどのくらい増えるのかを想定し、余裕を持たせた広さを検討することが後悔を防ぐポイントです。
クローゼット内のおすすめレイアウト・収納術を実例で紹介

クローゼット内の収納レイアウトは、造作のハンガーパイプや棚板を付ける、既製品のキャビネットやチェストを組み合わせるなど、いろいろなパターンがあります。
クローゼット内のレイアウトは、収納するものの種類に応じて柔軟に考えましょう。
例えば、クローゼットの壁全面に造作棚を付けると、畳んで置いておける衣類の量は増えますが、ハンガーがかけられなくなり、長物をしまう時に不便になる可能性もあります。
アイワホームの注文住宅建築実例から、ウォークインクローゼットにおすすめの収納術やレイアウトのアイデアを紹介します。
ハンガーポールと造作棚、ニッチ収納のレイアウト

クローゼットの入り口から左はハンガーポール、右は造作棚を設けた、使いやすいレイアウトです。
くすみカラーのピンクとヨーロピアン調の花柄クロスがおしゃれなアクセントになっています。
単に衣類を収納する場所ではなく、毎日の服選びを楽しめる、おしゃれで明るい空間づくりにもこだわりました。

クローゼットの通路脇の壁面には、アクセサリーや鍵などを掛けられるフック付きのニッチを設けています。
内装に合わせたかわいいギンガムチェックのクロスと金色のフックがおしゃれですよね。
既製品の収納ユニットを活用したレイアウト

クローゼット内の手前側に既製品の収納ユニット、奥側にハンガーポールを設置した、シンプルで使い勝手のよいⅡ型のレイアウトです。
収納ユニットの棚板は収納物に合わせて高さを自由に調節できるので効率よくスペースを使えます。
ハンガーポール下のスペースは自由度が高く、ストーブなどの季節家電やスーツケース、掃除機などの大きなものを収納したり、収納ケースを増やしたりなど、自由にレイアウトを変えられるのも便利です。
ショップのようなハンガーポール中心のレイアウト

縦長のクローゼットで、ハンガーポールを左に2段、右に1段設置したレイアウト実例です。
ハンガーポールは、物干し場から乾いた洗濯物を持ってきて掛けるだけで収納が完了するのが魅力です。
ランダムな色・大きさのタイル調の床と姿見で、アパレルショップのようなおしゃれな内装に仕上げました。
壁面収納とベッドを緩やかにゾーン分けしたレイアウト

こちらは寝室を間仕切り壁で分けて壁一面を収納にし、ウォークインクローゼットのように使えるようにした実例です。
間仕切り壁の上部を抜くことでクローゼット内の通気性も良くなり、さらに就寝時には壁が目隠しとなるため、落ち着いて寝られます。
湿気対策や換気方法のポイント
クローゼット内は湿気がこもりやすいため、定期的に換気や除湿をしないとカビが発生したり衣類の傷みにつながったりする場合があるため、対策が必要です。
【最重要】設計・設備でできる対策

クローゼット内に個別で換気扇を設置し、24時間もしくはタイマーで定期運転させると、こもった湿気と臭いを効果的に排出できます。
また、可能であれば小さな窓を設けて、晴れた日に自然通風を取ることも有効です。
扉付きのクローゼットでも、壁上部を抜いたり、ドアの下に隙間を作ったりして、寝室と空気流を共有させるのも一つの方法です。
エアコンの空調をクローゼット内にも回せるので、室温のムラも軽減できます。
扉のないウォークインクローゼット内にエアコンを設置し、寝室全体の空調に利用するという方法もあります。
日常の換気方法
晴れて湿度が低い日は、クローゼットや収納の扉を全開にし、室内の窓も一緒に開けて、風が通り抜ける時間を毎日~週数回つくるようにしましょう。
寒い時期は窓を長時間開けにくいので、エアコンの除湿運転や換気扇を回しながら、クローゼットの扉を開けて室内の乾いた空気を取り込みます。
晴れた日は、クローゼット内の物を少し動かしたり、扇風機・サーキュレーターで奥まで風を当てたりすると、衣類や荷物に吸収された湿気が抜けやすくなります。
除湿・調湿アイテムを活用する
クローゼット床の四隅や低い位置に市販の除湿剤を置くと、足元に溜まりやすい湿気を取ることができます。
また、調湿機能のある壁材(エコカラットなど)を使うと、湿度の上がり方をゆるやかにでき、除湿剤と併用することで安定した湿度を保ちやすくなります。
梅雨や冬場など室内干しが多い時期は、湿度50~60%程度を目安に除湿機を運転するとカビの発生リスクを減らせます。
収納の仕方でできる工夫
布団や衣装ケースを床にベタ置きせず、スノコや棚板を使って床から数センチ浮かせて空気の層をつくると、底面の結露やカビを防げます。
また、中はぎゅうぎゅうに詰めすぎず、ハンガーの間隔を開けて「空気が通れるすき間」を意識して収納すれば、湿気がこもりにくくなります。
加湿器を使う場合の注意点
寝室で加湿器を使う場合、つけっぱなしにするとクローゼット内に湿気がこもりやすくなり、カビが生えやすくなります。
加湿器を使うなら、付け続けないことと、除湿剤の併用、サーキュレーターで空気を循環させる、調湿機能のある壁材・天井材を選ぶなどの工夫がおすすめです。
コンセントの数や位置を考える
ウォークインクローゼットの中では、アイロンや除湿機、掃除機の充電など、家電を使うことが多いため、複数のコンセントを設置しておくと使い勝手がよく、後々の後悔を防げます。
コンセントは後から増設することもできますが、工事が大掛かりになってしまう可能性があります。
新築時に設置したほうがコストや手間も少なくなりますので、事前に使う家電をシミュレーションして数や位置を決めることをおすすめします。
まとめ
寝室にウォークインクローゼットを配置すると、寝室がすっきりと見え、お部屋を広く使えるのでゆとりのある、リラックスできる空間を作りやすくなります。
また、朝の身じたくやお休み前の片付けもスムーズになり、効率的な動線を作れる点もメリットです。
寝室にウォークインクローゼットを作った方が良いのか、別の場所にすべきかは、家族構成や生活習慣などによって変わってきますので、設計担当者にご自身の要望を伝えた上で、最適な動線や収納を検討しましょう。
コラム内でご紹介した、ウォークインクローゼットのある間取り実例を参考にしていただき、ライフスタイルに合った暮らしやすい住まいを実現してくださいね。
群馬県・栃木県・埼玉県※でライフスタイルを踏まえた使いやすい収納がある家を建てたいとお考えの方は、アイワホームまでご相談ください。
ご家族の暮らし方に合わせた最適なプランをご提案いたします。
モデルハウスのご見学やご相談も随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
※「栃木県:西部一部」「埼玉県:北部一部」となります。