冬だけ閉じる吹き抜け。スキップフロアで試してみたこと
ホームページ担当のナカイ です。
自宅のスキップフロアについて、今日は少し暮らし寄りの話を書いてみようと思います。
我が家は2階建てで、階段の途中に吹き抜けとつながるスキップフロアがあります。完成した当初は、上下階がゆるやかにつながる空間の広がりや、光の入り方がとても気に入っていました。視線が抜けて、家のどこにいても家族の気配を感じられるところも、この間取りの好きな点です。
ただ、冬を迎えてみると印象は少し変わりました。想像していた以上に寒いのです。暖房をつけていても足元がひんやりして、なかなか暖まらない。原因は分かっていて、暖かい空気が吹き抜けを通って上へ逃げてしまうからでした。最初は「吹き抜けがある家なら仕方ないかな」と思い、しばらくはそのまま過ごしていました。
そんな中で考えたのが、吹き抜け部分をカーテンで仕切る方法です。遮光カーテンの生地を購入し、サイズを調整してミシンで縫いました。フックで着脱できるようにしているので、冬場だけ取り付けて、暖かくなったら簡単に外せるのも気に入っている点です。必要な時だけ使える、というのは日々の暮らしの中では意外と大事だなと感じています。
仕上がりは正直、プロの施工のようにきれいとは言えません。少し手作り感もあります。それでも、効果は想像以上でした。暖かい空気が上に逃げにくくなり、スキップフロア周辺も以前より早く暖まります。暖房の効きが良くなったことで、設定温度を下げても快適に過ごせるようになりました。
かかった費用は1万円以下。見た目を重視すれば他の方法もありますが、コストを抑えながら、まずは暮らしやすさを優先できた点には満足しています。住んでみて初めて気づくことや、「少し変えてみようかな」という工夫は、どんな家にもあるものだと思います。
住宅の仕事をしていると完成時のきれいな状態ばかりに目が向きがちですが、こうした住みながらの調整も、家と長く付き合っていくための大切なプロセスです。完璧ではないけれど、今の暮らしにはちょうどいい。そんな選択肢の一例として、同じように吹き抜けの寒さに悩まれている方の参考になれば嬉しいです。
Before


After

