家は、人で決めていいのか。後編
30代後半になると、慎重になりました。
出来るだけ、第一印象だけで決めてもらわないような営業をするようになりました。
たくさん質問して、たくさん考えてもらう。
たとえ最初から好感を持っていただいていても、一度立ち止まってもらう。
そのうえで、
「やっぱりここにします」
と言ってもらいたかったんだと思います。
40代になると、また変わりました。
やっぱり最初に会った時に、
「この人にお願いしたい」
と、出来ることなら言われたい。
何社も見て、比較して、家づくりを頼む会社を決めていくのは大変なことだと思います。
お客様だって、なるべく早く「ここにお願いしたい」と思える相手に出会いたいはずです。
「人で選んでもらえることは、営業マンにとって一番の強みなんじゃないか」
30代では、あれほど慎重になったのに、もう一度全力をかけるようになりました。
「最初に会った時から、ほぼ決めていました」
そう言っていただくことも、また増えていきました。
営業部長とのやり取りも、いつしか変わっていました。
「お客様に決めてもらいました」と報告すると、
「おめでとう。やったね。」
そんなシンプルなやり取りになっていきました。
20代、30代の頃に、部長が私の営業に感じていた危うさも、いつの間にか自然と取れてきていたのかもしれません。
そして、アイワホームに来ました。
今度は営業担当としてではなく、会社の代表としてです。
立場が変わると、家づくりを見る目も変わりました。
設計、コーディネーター、現場をつくってくれる人たち。
それぞれが担っている仕事の重さを、以前よりずっと近くに感じています。
家づくりは、自分一人ではできない。
それは今も変わりません。
そして今回、
「第一印象、担当者さんの人柄でここに決めました。」
という口コミをいただきました。
やっぱり嬉しい言葉です。
でもその嬉しさは、20代の頃とは少し違います。
「この人なら、任せても大丈夫」
と、数ある会社の中から人で決めていただくことは、とても有り難いことです。
だからこそ、こちらも覚悟を持って、絶対にいい家にしたい。
いろいろ回り回りましたが、
今は、家は人で決めてもいい。そう思っています。
最後までお読みいただき、有難うございます。
大橋 俊一