家は、人で決めていいのか。前編
こんにちは。
アイワホーム代表の大橋です。
今回は、「家は、人で決めていいのか」についてお話ししたいと思います。
「第一印象、担当者さんの人柄でここに決めました」
とても嬉しい言葉です。
最近投稿いただいた口コミを読んで、営業を始めた頃から今までのことを思い出しました。
20代の頃は、こういう言葉をいただくことが、単純に嬉しかったです。
まだ間取りも決まっていない。
金額も細かく決まっていない。
それでも、
「大橋さんにお願いします」
と言っていただけました。
自分が認められたような気がして、素直に誇らしかったです。
この業界で、自分はちゃんと通用している。
そんな実感が持てたのも、この頃だったと思います。
30代になると、家づくりの奥深さを知るようになりました。
営業担当の自分一人でできることなんて、ほんの一部なんだということも分かってきました。
最初にどれだけ期待してもらっても、その先には設計も、打ち合わせも、現場もある。
自分を信じて決めてもらったのに、自分一人で応えられない。
そう思うと、「人で決めてもらう」ということが、少し怖くもなりました。
話は変わりますが、20代の頃から何度か上司だった営業部長がいます。
営業にはしっかりとした型があって、一つずつ確認しながら進めていく人でした。
ある時、いつものように初めてお客様とお会いした日です。
「お客様に決めてもらいました」
と報告したことがあります。
すると、
「間取りは決まっているのか?」
「金額は?」
「値引き条件は?」
初めてお会いした日で、どれもまだ決まっていませんでした。
「何も決まっていないのだから、それで決まったとは言えないだろう」
当時は、せっかくの良い報告なのに、水を差すような言い方だなと思ったりしました。
そのお客様は、その直後に御契約になり、無事にお家も建ち、今でも楽しくお付き合いさせていただいています。
ただ、その後、営業をマネジメントする立場では、別の景色も見るようになりました。
「お客様に決めてもらいました」
と、私と同じように早い段階で報告してくる営業マンがいました。
ところが、その後あっさりとお断りをいただく場面を、何度も目にしました。
早く決まることと、しっかり決まることは、少し違うんじゃないか。
あの時、営業部長が言っていたことが、少しだけわかった気がしました。
後編に続きます。
最後までお読みいただき、有難うございました。
大橋 俊一