リビングの畳スペースは必要?後悔しない人が採用前に決めていること

リビングの畳スペースは必要?後悔しない人が採用前に決めていること

リビングに畳スペースを設けようか迷っている方の多くが「後悔しないか不安」を抱えており、実際に「いらなかった」と感じるケースも少なくありません。

しかし、失敗の原因のほとんどは採用前の計画によるものです。

この記事では、群馬・栃木・埼玉の注文住宅を手がける私たち『アイワホーム』が、畳スペースで後悔する原因や必要・不要の判断基準、広さや間取りの考え方、長く使い続けるためのポイントを解説します。

群馬県・栃木県・埼玉県で畳スペースの採用を検討している方は、アイワホームにお問い合わせください。

ご家族の暮らし方やご希望をお聞きしながら、後悔しない間取りをご提案いたします

畳スペースで後悔する人・後悔しない人|本質的な違いとは

畳スペース

リビングに畳スペースを取り入れて満足するご家庭がある一方で、導入後に持て余してしまうケースも存在します。

ここでは、両者の間にどのような違いがあるのかを詳しく見ていきましょう。

後悔の根本原因は「用途の曖昧さ」にある

「畳コーナーはいらなかった」という声の多くは、畳そのものではなく、使い方や広さの決め方に原因があります

たとえば、「お子さまの遊び場だけ」を目的にした計画は要注意です。

お子さまが成長して自分の部屋を使うようになると、10年後には畳スペースの役割がなくなり、ただの物置になってしまうケースが少なくありません。

一方で、以下のような複数の目的をあらかじめ持たせておくことで、使い方の幅が広がります。

  • 洗濯物を畳む家事スペース
  • お子さまの学習スペース
  • ご家族・来客時のくつろぎスペース

ライフステージの変化に合わせて柔軟に活用できるよう、設計段階から用途を複合的に考えておきましょう。

畳スペースに限らず、注文住宅の後悔は「何となく決めてしまったこと」が原因になるケースが少なくありません。

家づくり全体で失敗を防ぐポイントについては、こちらの記事も参考にしてください。

採用に向いている人・おすすめしない人

「畳スペースがあってよかったかどうか」は、ご家族の暮らし方と深く関係しています。

間取りを検討する前に、以下で自分たちの生活スタイルを確認してみてください。

採用に向いている暮らし方おすすめしない暮らし方
床座・ソファなし志向ソファ・ダイニング中心の生活
来客が泊まる機会がある来客がほとんどない
洗濯物を畳む家事スペースが欲しい掃除の手間を減らしたい
平屋・1階完結の生活を希望LDKをできるだけ広く見せたい
お子さまが小さい(他の用途との組み合わせが前提)共働きで昼間ほぼ不在

「おすすめしない」側に当てはまる項目が多くても、採用を諦める必要はありません。

ただ、そのまま進むよりも「本当に必要か」を一度整理してから設計に進む方が、後悔しない選択につながります。

逆に「向いている」側が複数当てはまるご家庭では、用途をしっかり決めてから計画することで、長く使えるスペースになりやすいです。

LDKの広さと用途から、畳スペースを設計する

畳スペースのあるLDK

理想的な畳スペースをつくるためには、リビング全体の空間とのバランスを考える必要があります。

ここでは、間取りの広さや目的に合わせた適切なサイズ選びのポイントを解説します。

LDK全体のバランスから広さの目安を考える

畳スペースのサイズを決める際は、「2畳か3畳か」といった単体の広さよりも先に、LDK全体との比率を確認しておきましょう。

リビングの広さに対して畳の割合が大きすぎると、部屋全体に圧迫感が出てしまいます。

以下の表に、LDK全体の規模に合わせた広さの目安をまとめました。

LDKの規模畳スペースの目安注意点
20畳未満2畳以内を推奨3畳以上は圧迫感が出やすい
20〜24畳2〜3畳バランスが取りやすいレンジ
25畳以上4.5畳・収納付き小上がりも検討可独立した和室との比較も視野に

これらはあくまで一般的な目安です。

実際のLDKの形状や生活動線によって最適な広さは変わるため、空間全体のバランスを見ながら調整していきましょう。

畳スペースの広さは、単体ではなくLDK全体とのバランスで考えることが大切です。

LDK20畳前後の広さやレイアウトの考え方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

用途・広さ・タイプの組み合わせ

用途が決まれば、広さとタイプの選択はシンプルになります。

「2畳か3畳か」「フラットか小上がりか」と迷っている場合は、まず「何のために使うか」を起点に考えてみてください。

主な用途広さの目安向いているタイプ
お子さまの遊び場
(他の用途との組み合わせが前提)
2〜3畳フラット、おもちゃを床下に収納したい場合は小上がりも検討
洗濯物を畳む家事スペース2畳フラット
ご家族のくつろぎ3〜4.5畳どちらも可
来客の宿泊4.5畳小上がりまたは独立和室を検討
複合用途(家事+スタディ+来客)3〜4.5畳用途の重心による

大まかな判断軸として、収納を確保したい・来客が腰掛けやすい空間にしたいなら「小上がり」、LDKとの一体感を保ちたい・お手入れを簡単にしたいなら「フラット」が向いています。

ただし、LDKの規模によっては、上記の広さを確保できない場合があります。

前の表「LDK全体のバランスから広さの目安を考える」と照らし合わせながら検討してください。

特に「来客の宿泊(4.5畳)」はLDKが広めの場合か、独立した和室として設ける方向で検討することをおすすめします。

10年後も使い続けるための設計ポイント

設計図

今の用途が、ライフステージとともにどう変わっていくかまで考えておくことが大切です。

ご家族の変化に合わせて使い方が変わっても対応できる計画になっているかどうかが、長く満足できる空間かどうかを左右します。

「今の用途だけ」で設計すると後悔しやすい理由

「今の用途だけ」を想定した設計は、ライフステージの変化とともに使われなくなる可能性があります。

畳スペースの使い方は、ご家族の成長とともに次のように変化していきます。

キッズ期(遊び・昼寝)→ スタディ期(宿題・読書)→ 趣味・くつろぎ期 → 来客・介護期

「お子さまの遊び場」だけを想定して設計した場合、中学生以降に使われなくなることが多く、物置になるケースが少なくありません。

一方、「家事・スタディ・来客対応」を複合的に想定して設計した家では、ライフステージが変わるたびに用途を切り替えながら使い続けられます。

10年後・20年後の生活をイメージしながら計画することが、畳スペースを長く活かす鍵になります。

仕切り・収納・素材の要点

設計の段階で一緒に決めておきたいのが、仕切り・収納・素材の3点です。

後から変更するとコストがかかる項目も含まれているため、間取りを決める前に確認しておくことをおすすめします。

  • 仕切り:建具の後付けは費用がかさむ原因に。将来仕切る可能性があるなら、最初の段階から計画に組み込んでおくのが合理的
  • 収納:小上がりの床下収納は、設計前に「何を入れるか」を決めるのがポイント。中身に合わせることで、使い勝手が向上
  • 素材:畳の素材は「い草畳・和紙畳・樹脂畳」の3種類が主流。風合いとメンテナンス性のどちらを重視するかで選ぶのがおすすめ

素材と気候との相性については、後ほど「畳スペースを群馬・栃木・埼玉で採用するときのポイント」で詳しく触れます。

群馬県・栃木県・埼玉県でライフステージの変化に合わせた畳スペースの設計についてお悩みの方は、アイワホームにお問い合わせください。

10年後・20年後の暮らしも見据えて、長く使い続けられる間取りをご提案いたします

アイワホームの畳スペース施工事例

アイワホームの畳スペース施工事例

群馬・栃木・埼玉エリアでアイワホームが手がけた、タイプの異なる畳スペースの事例を3つ紹介します。

それぞれの用途やLDKとのかかわり方に注目しながら、自分たちの暮らしに近い事例を参考にしてみてください。

〔フラット〕家事スペース兼キッズスペースとして

リビングの一角にフラットな畳スペースを設け、家事と子育てのしやすさを両立させた事例です。

共働き子育て世帯のご家庭で、お子さまを安全に遊ばせつつ、ロボット掃除機も段差なしでそのまま使える設計になっています。

スラッとスタイルの家事スペース兼キッズスペース

キッチンから視線が届く位置に配置したことで、料理をしながらでもお子さまの様子を確認できる配置になりました。

縁なし畳を採用し、フローリングとの境目もすっきりと仕上がっています。

〔小上がり〕来客対応とくつろぎを両立した畳スペース

こちらは小上がりタイプの畳スペースを設けた事例です。

リビングの一角を緩やかに区切りながら、来客時には腰掛けたり横になったりできる空間として活用できます。

来客対応とくつろぎを両立した畳スペース

空間に高低差が生まれることで、壁をつくらなくてもLDKの中に独立した雰囲気を演出できます。

床座としてもベンチとしても多目的に活用できるため、ご家族や来客が集まる心地よい居場所になりました。

〔平屋×畳スペース〕LDKと一体感のある設計

平屋住宅のLDKにフラットな畳スペースを組み込んだ事例です。

LDKと視覚的につながりながら和のくつろぎ感も保つ空間として、格子柱で緩やかに仕切った畳スペースを採用しました。

LDKと一体感のある設計の畳スペース

完全に閉じた個室ではないため、LDK全体の開放感を損なわず、同時に畳スペースとしての落ち着きも確保できます。

白系の縁なし畳にネイビーのアクセントクロスを組み合わせることで、和の雰囲気を保ちながら現代的な印象に仕上がっています。

北関東エリアは比較的敷地に余裕があり、平屋の需要が高いエリアです。

こうした地域性から、このような開放感のある畳スペースの採用例も少なくありません。

アイワホームには、今回紹介しきれなかった事例がまだたくさんあります。ぜひごらんください。

〈施工事例〉

また、畳スペースは単体で考えるのではなく、家事動線や収納計画とあわせて設計することで使いやすさを高めることが可能です。

平屋の間取りづくりについては、こちらの記事も参考にしてみてください。

畳スペースを群馬・栃木・埼玉で採用するときのポイント

小上がりのあるLDK

畳スペースを計画する際は、広さやデザインだけでなく、地域の気候や暮らし方との相性も考慮することが大切です。

群馬県・栃木県・埼玉県で採用する場合は、次のポイントを意識すると使いやすい空間につながります。

  • 夏の高温・湿気への対応:い草はこまめな換気が理想。手軽さを求めるならカビ・変色に強い和紙畳や樹脂畳もおすすめ
  • 冬の乾燥への対応:北関東の乾燥した冬には、い草の過度な乾燥に注意が必要。管理の手間を省くなら乾燥に強い樹脂畳も選択肢
  • 北関東の暮らしとの相性:敷地に余裕がある北関東だからこそ、平屋や共働き世帯の家事スペースとして活きる

群馬県・栃木県・埼玉県でエリアの気候や暮らし方を踏まえた畳スペースの設計について相談したい方は、アイワホームにお問い合わせください。

地域に密着した工務店として、長く使える設計をご提案いたします

※「栃木県:西部一部」「埼玉県:北部一部」となります。

まとめ

この記事では、リビングの畳スペースで後悔する原因や、採用に向いている人・向いていない人の違い、後悔しないための設計ポイントについて解説しました。

畳スペースが必要かどうかは、ご家族の暮らし方によって変わります。

採用を決める前に、用途・LDKとのバランス・ライフステージの3点を具体的に整理しておきましょう

今回の内容が、長く満足できる畳スペースづくりの参考になれば幸いです。

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